HCMデータ・ローダーおよびパフォーマンス・ビジネス・オブジェクト
HCMデータ・ローダーは、ビジネス・オブジェクトに関するデータを一括ロードおよび保守するためのツールです。
デリミタ付きデータ(.dat)ファイルまたはスプレッドシートからデータをロードできます。HCMデータ・ローダーには、データのロード、進行状況のモニターおよびエラーのレビューのための包括的なユーザー・インタフェースが備えられています。また、ユーザー・インタフェースには、サポートされているビジネス・オブジェクトのコンポーネント階層および属性に関する詳細な情報も含まれています。
HCMデータ・ローダーは、パフォーマンス管理用に次のビジネス・オブジェクトをサポートします。
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パフォーマンス文書
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パフォーマンス文書および目標アサイメントの転送
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パフォーマンス文書適格
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チェックイン文書
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要求済フィードバック
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随時フィードバック
ビジネス・オブジェクトの表示
ビジネス・オブジェクトを表示するには、次のステップに従います。
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「自分のクライアント・グループ」→「データ交換」→「ビジネス・オブジェクトの表示」に移動します。
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「パフォーマンス文書」などのビジネス・オブジェクトの名前を「ビジネス・オブジェクト」列の上のテキスト・ボックスに入力し、[Enter]を押します。
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ビジネス・オブジェクトの名前をクリックして、そのコンポーネントの詳細および属性を表示します。左側にある「コンポーネント」セクションで子オブジェクトをクリックして、その詳細を表示します。
パフォーマンス文書
このビジネス・オブジェクトを使用すると、従業員のパフォーマンス文書を作成、完了、取消または削除できます。元のマネージャが評価を完了しなくなった場合は、パフォーマンス文書を新しいマネージャに転送することもできます。
次の子コンポーネントがあります。
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関係者 - 関係者を追加または削除し、関係者に要求を送信して、複数の従業員に対するパフォーマンス文書のフィードバックを同時に実行できます。
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添付 - パフォーマンス文書に対して添付を追加または削除できます。
パフォーマンス文書および目標アサイメントの転送
このビジネス・オブジェクトを使用すると、特定のレビュー期間について、従業員のパフォーマンス文書および目標を1つのアサイメントから別のアサイメントに転送できます。たとえば、従業員がグローバルに異動し、異動に対して新しいアサイメントが作成された場合、従業員のパフォーマンス文書および目標を古い非アクティブなアサイメントから新しいアサイメントに移動できます。
チェックイン文書
このオブジェクトを持つ従業員のチェックイン文書を作成または削除します。子コンポーネントであるディスカッション・トピックを使用して、チェックイン文書に対してディスカッション・トピックを追加または削除します。
パフォーマンス文書適格
このビジネス・オブジェクトを使用すると、すべてのアサイメントではなく、特定の従業員アサイメントの適格プロセスを実行できます。このようにして、除外されたアサイメントを処理したり、適格なアサイメントを不適格に変更したりすることはできません。
要求済フィードバック
このビジネス・オブジェクトを使用すると、送信済フィードバック要求および受信済フィードバック応答を削除できます。フィードバック要求を削除すると、その要求に関連付けられている応答も自動的に削除されます。オブジェクトに関するフィードバック要求を削除することもできます。これを行うと、オブジェクトのフィードバック応答も削除されます。
随時フィードバック
このビジネス・オブジェクトを使用すると、随時フィードバック応答を削除できます。