目標管理とプロファイルの連携

プロファイル管理を使用すると、従業員のスキルとコンピテンシを構成および保守できます。このコンテンツは、目標ターゲット結果の要件をサポートするように構成できます。従業員は、これらのターゲット結果を使用して、自分のスキル・セットを強化または向上できます。

従業員がパフォーマンス目標を完了すると、従業員の個人プロファイルが、ターゲット結果に対応するコンテンツ項目を含むように更新されます。

この画像は、プロファイル管理での目標管理の動作を示しています。この図に示されているように、「プロファイル管理」のコンテンツ・ライブラリにはいくつかのコンピテンシが定義されています。これらは、従業員のパフォーマンス目標のターゲット結果として追加できます。画像では、「Adapting to Change」ターゲット結果がJames Ngの「Increase Team Efficiency by 20 percent」パフォーマンス目標に追加されています。James Ngがこの目標を完了すると、「Adapting to Change」ターゲット結果に割り当てられた評点が、James Ngのタレント・プロファイルで更新されます。

コンテンツ・ライブラリには、コンテンツ・テンプレート、 セクションおよび品目カタログがあります。コンテンツ・テンプレートは、コンピテンシに対して定義します。リーダーシップのコンピテンシには、interpersonal skills、decision making skillsおよびadapting to changeコンテンツ項目が含まれます。adapting to changeコンテンツ項目が、James Ngの目標にターゲット結果として追加され、評点が与えられます。この評点は、後で目標の完了後にJames Ngの プロファイルに追加されます。

ターゲット結果を追加するために実行する必要がある事項

目標にターゲット結果を追加する際の前提条件は次のとおりです。

  • 関連コンテンツ・セクションはプロファイル管理で構成する必要があります。プロファイル管理では、管理者が目標ターゲット結果をGOALサブスクライバ・コードを使用して定義できます。これにより、目標ターゲット結果とタレント・プロファイルで管理されるコンテンツの関係が確立されます。

  • HRG_ENABLE_OUTCOMESプロファイル・オプションを有効にする必要があります。

パフォーマンス目標のターゲット結果に使用できるコンテンツ・テンプレート

パフォーマンス目標のターゲット結果に対してセクションを構成する際には、次のコンテンツ・テンプレートのみを使用できます。

  • 資格

  • コンピテンシ

  • 学歴

  • 表彰

  • 言語

  • メンバーシップ

  • 特別プロジェクト

  • スキル

次のコンテンツ・テンプレートは使用できないことに注意してください。

  • 達成度

  • 研究分野

  • キャリア志向

  • キャリア・ステートメント

  • 教育レベル

  • 最終学歴

  • 技術職詳細

  • 職歴

  • 勤務志向

パフォーマンス目標にターゲット結果を追加できるタイミング

構成済のプロファイル・コンテンツ・セクションへのアクセスに関係なく、ターゲット結果をパフォーマンス目標に追加し、目標を編集して保存できます。次のいずれかの処理の実行時に、ターゲット結果をパフォーマンス目標に追加できます。

  • 目標ライブラリへの目標の追加

  • プランの作成または移入時の目標プランへの目標の追加

  • 目標の一括割当

  • 目標の管理

従業員プロファイルの更新方法

ターゲット結果があるパフォーマンス目標が完了すると、その従業員のタレント・プロファイルが、ターゲット結果を含むように更新されます。

管理者は、ターゲット結果の評点を含めることができます。たとえば、資格などの目標の完了に、コンピテンシの評点(ジュニア・アソシエイト、アソシエイト、プロフェッショナル、スペシャリスト、エキスパートなど)を含めることができます。これにより、従業員またはマネージャが従業員のパフォーマンスを評価できます。

  • パフォーマンス目標の承認が有効な場合、マネージャはターゲット結果の評点を設定できます。これは、ターゲット結果が従業員のタレント・プロファイルに追加される前に行う必要があります。

  • パフォーマンス目標の承認がバイパスされると、従業員がタレント・プロファイルに追加される評点を設定できます。