ナッジを使用して雇用イベントにジャーニを割り当てる方法

ナッジを構成して、特定の雇用イベントに対してジャーニを自動的に割り当てることができます。

人事管理モジュールのナッジは、「ナッジ構成」作業領域で構成します。次の表は、構成できるナッジを示しています:

事由 入力パラメータ チャネル・タイプ 受信者タイプ 受信者タイプ
Human Resources
従業員の記念日が近づいています 勤続表彰までの日数

Eメール

タッチポイント・カード

ライン・マネージャ

コード: ORA_NUDGE_PER_EMPLOYEE_WORK_ANNIVERSARY

タイトル: 従業員の勤続記念日が近づいたときのナッジ

摘要: 従業員の勤続記念日が近づいたときのナッジ

ジャーニ 従業員
従業員の誕生日が近づいています 誕生日までの日数

Eメール

タッチポイント・カード

ライン・マネージャ

コード: ORA_NUDGE_PER_EMPLOYEE_BIRTHDAY

タイトル: 従業員の誕生日が近づいたときのナッジ

摘要: 従業員の誕生日が近づいたときのナッジ

従業員の契約期間終了日が近づいています 契約終了までの日数

ジャーニ

従業員

コード: ORA_NUDGE_PER_JOURNEY_ALERT

タイトル: ジャーニについてアラートするためのナッジ

摘要: 従業員がジャーニに対して処理を実行していないときのナッジ

従業員の試用期間終了日が近づいています 試用期間終了までの日数 ジャーニ 従業員

コード: ORA_NUDGE_PER_JOURNEY_ALERT

タイトル: ジャーニについてアラートするためのナッジ

摘要: 従業員がジャーニに対して処理を実行していないときのナッジ

従業員の退職(定年他)日が近づいています

退職(定年他)日までの日数

ジャーニ 従業員

コード: ORA_NUDGE_PER_JOURNEY_ALERT

タイトル: ジャーニについてアラートするためのナッジ

摘要: 従業員がジャーニに対して処理を実行していないときのナッジ

ノート: 従業員の記念日がナッジに近づいている場合、記念日は従業員の採用日または再雇用日に基づきます。従業員に2つの雇用関係がある場合、ナッジはプライマリ・アサイメントの雇用関係に対してのみ送信されます。

ナッジの構成後、「HCMナッジの処理」スケジュール済ジョブでアクティブなナッジが評価され、ジャーニを割り当てる必要がある個人が特定されます。

注意点

ナッジの構成時に覚えておく必要がある点がいくつかあります:
  • 事前定義済の雇用処理のナッジは、就業者のプライマリ・アサイメントに対してのみ評価されます。
  • ナッジが処理されるときには、システム内の有効日が考慮されます。スケジュール済ジョブの実行日には基づいていません。イベントでは次の日付が考慮されます。
    • 契約終了日
    • 試用期間終了日
    • 退職(定年他)日
  • イベントに対してジャーニが割り当てられた後、契約、試用期間または退職日が変更されていると、ジャーニ割当が再評価されて再割当されます。すでに割当済のジャーニは自動的には削除されません。
  • 人事管理のナッジの場合、「リマインダ」セクションを使用してリマインダを送信し、送信するリマインダの数も指定できます。リマインダは次に基づいて送信できます:
    • 処理日前および処理日後(リマインダ処理からの日数)
    • 最初のナッジ日から(ナッジ日からの日数)
    • 処理日後(リマインダ処理からの日数)
    • 処理日前(リマインダ処理からの日数)