ナッジの概要

ナッジは、特定のイベントに対して特定の処理を実行するためのリマインダとして機能します。近日中のチェックイン、目標の更新、待ち状態のフィードバック、実績の称賛などのイベントについて期限超過または待ち状態のタスクに対するナッジを受信し、適切な処理を実行できます。

次の1つ以上のチャネルを介してこれらのリマインダを受信します:

チャネル	説明
チェックイン・インサイト	チェックインの作成または編集時に表示される推奨インサイトのトピック。ナッジを表示できるパスは次のとおりです: 「自分」 > 「タッチポイント」 > 「チェックインのスケジュール」 > 「推奨トピックの表示」 > 「インサイト」タブ。 チェックインに項目を追加する「インサイトの追加」処理を使用できます。
Eメール	勤務先EメールIDに送信されるEメール通知。
ジャーニ	割り当てられたジャーニは、「自分」 > 「ジャーニ」 > 「自分のジャーニ」タブで確認できます。
タッチポイント・カード	「タッチポイント」ページに表示されるカード。 これらのナッジのほとんどは、「チェックインに追加」処理を使用して、タッチポイントの「新規チェックイン」ページに項目を追加できます。 使用可能な処理の例外は次のとおりです: フィードバック関連のナッジの場合は、フィードバック・ページに移動する「フィードバックの要求」または「フィードバックの実行」処理を使用できます。 誕生日および勤務表彰に関する人事管理関連のナッジの場合、「レコグニション」処理を使用して、ページのパネルに希望を入力できます。 従業員が目標ターゲット完了日より前に目標を完了した場合の目標関連のナッジの場合、マネージャは「レコグニションの送信」処理を使用して、ページのパネルに希望を入力できます。
トランザクション・カード	「ナッジのレンダリング」が有効になっている場合にRedwoodページに表示されるカード。 このチャネルでは、「低」、「中」または「高」のオプションから優先度レベルを割り当てることができます。 「チェックインに追加」処理を使用すると、タッチポイントの「新規チェックイン」ページが開き、チェックインに項目が追加されます。 Redwoodページにこれらのナッジを表示するには、次を実行する必要があります: Visual Builder Studioで、ナッジをレンダリングするためのページ・プロパティを有効にします。 トランザクション・カード・チャネルを選択して、ページにナッジを表示します。

現在、次のモジュールでナッジを使用できます:

• Human Resources
• ジャーニ
• タッチポイント

次の2つのタイプのナッジをスケジュールできます:

• スケジュールでトリガーされる繰返しナッジ。たとえば、従業員に割り当てられたジャーニに期限超過タスクがある場合に、従業員に対してナッジをスケジュールします。
• 構成された事由によりトリガーされる1回かぎりのナッジ。たとえば、従業員の誕生日があと数日に近づいていることをマネージャに通知します。

ナッジを評価するには、「HCMナッジの処理」および「HCMスケジュール済ナッジの処理」スケジュール済ジョブを実行します。