処理待ち就業者の自動変換

処理待ち就業者を自動的に変換する場合は、使用可能な変換基準を使用して「処理待ち就業者の自動変換」プロセスを実行できます。HR担当者は、「スケジュール済プロセス」作業領域からこのプロセスを実行できます。

基準を選択しなかった場合、すべての変換基準がデフォルトで選択されます。

基準

処理

換算日

変換日を入力します。変換日は処理待ち就業者の提示開始日と同じにでき、この日付前後の日数にすることもできます。

提示就業者タイプ

変換が派遣就業者と従業員のどちらになるかを選択します。両方がある場合は、タイプごとに別々のインスタンスを実行します。

処理待ち就業者を自動的に変換するための国を選択します。

雇用主

処理待ち就業者を自動的に変換するための雇用主を選択します。

ビジネス・ユニット

処理待ち就業者を自動的に変換するためのビジネス・ユニットを選択します。

部門

処理待ち就業者を自動的に変換するための部門を選択します。

事業所

処理待ち就業者を自動的に変換するための事業所を選択します。

プロセスでの変換基準の使用方法を次に示します。

シナリオ

処理

InFusion社の処理待ち就業者は様々なタイム・ゾーンの雇用主に分散しています。提示開始日の最初に、これらの処理待ち就業者を変換する必要があります。

  • 異なるタイム・ゾーンの雇用主ごとに個別にプロセスをスケジュールします。

InFusion社の処理待ち就業者の多くは従業員タイプで、派遣就業者タイプはごくわずかです。

  • プロセスの2つのインスタンス、つまり従業員タイプ用と派遣就業者タイプ用に、それぞれ1つのインスタンスをスケジュールします。

InFusion社の処理待ち就業者の多くは、特定の事業所、ビジネス・ユニットまたは雇用主に属し、ごく少数が別の事業所、ビジネス・ユニットまたは雇用主に属しています。

  • プロセスの2つのインスタンスをスケジュールし、多くの処理待ち就業者が属する特定の事業所、ビジネス・ユニットおよび雇用主に対しては毎日実行し、処理待ち就業者が少ない特定の事業所、ビジネス・ユニットおよび雇用主に対しては定期的に実行するようにします。