個人に対する複数の雇用関係の作成の例

個人レコードを作成する場合、その個人の初回雇用関係も作成します。個人レコードが存在する場合、同じかまたは異なる雇用主との間に追加の雇用関係を作成できます。

雇用関係は、「自分のクライアント・グループ」または「自分のチーム」タブの「雇用関係」クイック処理を使用して管理します。雇用関係の有効な組合せを次に示します。

単一の雇用主との間における異なるタイプの複数の雇用関係

これらの雇用関係は、異なるタイプなので、同じ雇用主との間に同時に存在できます。

雇用関係タイプ

雇用主

開始日

終了日

従業員

企業A

2010年11月17日

なし

派遣就業者

企業A

2010年8月4日

2012年1月12日

非就業者

企業A

2010年8月4日

なし

複数の雇用主との間における同じタイプの複数の雇用関係

これらの雇用関係は、すべてが同じタイプであっても、それぞれ異なる雇用主なので、同時に存在できます。

雇用関係タイプ

雇用主

開始日

終了日

従業員

企業A

2011年1月1日

なし

従業員

企業B

2011年4月3日

なし

従業員

企業C

2012年6月17日

なし

単一の雇用主との間における同じタイプの複数の雇用関係

これらの雇用関係は連続的であるため、同じタイプであっても同じ雇用主との間に共存できます。最初の雇用関係を終了する前に2番目の雇用関係を作成すると、その関係は失敗します。

雇用関係タイプ

雇用主

開始日

終了日

従業員

企業C

2010年10月11日

2011年3月17日

従業員

企業C

2011年7月19日

なし

複数の雇用主との間における異なるタイプの複数の雇用関係

これらの雇用関係は、1つの雇用主との関係は異なるタイプなので、同時に存在できます。

雇用関係タイプ

雇用主

開始日

終了日

従業員

企業A

2010年12月12日

なし

非就業者

企業A

2010年12月12日

2011年12月31日

派遣就業者

企業B

2010年9月14日

なし

従業員

企業C

2011年5月10日

なし

非就業者

企業C

2011年2月15日

なし