ワークフォース・モデリング分析

ワークフォース・モデリング分析は、モデル有効日を基準とするモデル化変更の「ワークフォース・モデル」および「モデル」ページに表示されます。分析を使用して、ヘッドカウント、給与原価、アラートと変更の数に対して提示された変更の影響を表示します。

モデルが完了すると、分析は最終承認日を基準として凍結されます。「予定就業者費用」および「予定ヘッドカウント」分析には、モデルが参照セキュリティを付与されていない就業者アサイメントの情報は含まれません。

次の表は、ワークフォース・モデリング分析を示しています。

分析

説明

変更

変更のある就業者アサイメントの数を表示します。

たとえば、アサイメントを新しいマネージャに移動し、さらに別のマネージャに移動してジョブ変更を行った場合、これらすべての処理は1つの変更としてカウントされます。

予定就業者費用

モデル化の結果として、最上位マネージャに費用合計の変更を表示します。「ワークフォース・モデル」ページの分析には、モデル化による費用変更のみが表示されます。「モデル」ページの分析には、モデル化による費用とモデル化による変更が表示されます。

費用は年間給与に基づいており、変更が含まれるのは、アサイメントにセキュリティ・アクセスできる場合のみです。

たとえば、就業者を自分に直属するように異動し、その給与を更新できます。ただし、就業者の給与を参照するセキュリティ・アクセスを持っていない場合、ワークフォース・モデルでその就業者の支払に対して行った変更は、分析に含まれません。

予定ヘッドカウント

ヘッドカウントのワークフォース測定値に基づいたモデル化の結果として、最上位マネージャにヘッドカウントの変更を表示します。

アラート

モデルの未処理アラートの数を表示します。

次の2つのアラート・タイプがあります。

  • 検証エラー: 最終承認でOracle Fusionアサイメントが更新され、問題が存在する場合に発生します。

  • アサイメント変更: モデル化の開始以降にライブ・アプリケーションでアサイメントが変更され、その変更が同期ダイアログを使用してまだ解決されていない場合に発生します。