一般的なよくある質問

Oracle Fusion ERP Analyticsのよくある質問(FAQ)は、分析エクスペリエンスに関するよくある質問に対する回答を提供します。

一般的なトピック:

Oracle Fusion Cloud Applicationsで換算レートを最近変更しました。一部の購買オーダーの受領日が換算レート日の変更より後であっても、それらの購買オーダーのオーダー金額を分析通貨で表示できないのはなぜですか。

通貨換算は、文書日付(作成日)に基づきます。これらの購買オーダーの文書作成日後に換算レートが使用可能な場合、金額は分析通貨で使用できません。これは予想された動作です。

スナップショット表DW_WRKFRC_ASG_SNAPSHOT_FにFusion Applicationsで非アクティブな個人のアサイメント関連の詳細を表示できますか。

スナップショット表DW_WRKFRC_ASG_SNAPSHOT_Fでは、非アクティブな個人番号のデータは返されません。最後の抽出、変換およびロード(ETL)の実行時点でアクティブなすべての個人のデータのみが返されます。

Fusion Data IntelligenceではTODATEやAGOなどの時系列関数が異なるカレンダをまたいで機能しますか。

時系列とAGOはカレンダをまたいで機能しません。第1レベル・フィルタとしてカレンダを選択してください。そのカレンダを使用して年および期間を制限してから、時系列およびAGOメトリックを再実行します。

Fusion Data Intelligenceでデータ・セキュリティを割り当てるにはどうすればよいですか。

次の方法を使用して、データ・セキュリティを割り当てることができます。

Oracle Fusion Cloud Applicationsのデータ・セキュリティをFusion Data Intelligenceと同期するにはどうすればよいですか。

データ・セキュリティを同期するには、「ERPセキュリティ構成」オファリングの「セキュリティ構成オプション」機能領域のパイプラインを作成する必要があります。このパイプラインにより、Fusion Data Intelligenceは、Oracle Fusion Cloud Applications (Cloud ERP)からユーザー・セキュリティ割当詳細を抽出し、Fusion Data Intelligenceにロードできます。Oracle Fusion Cloud Applications (Cloud ERP)のユーザー構成に基づき、同期プロセスによって、元帳、ビジネス・ユニット、プロジェクト組織および調達ビジネス・ユニット(POエージェント)の値がFusion Data Intelligenceのユーザーに割り当てられます。

同期が頻繁に行われるようにするには、増分リフレッシュをスケジュールする必要があります。パイプライン・パラメータの設定を参照してください。

  1. サービスにサインインします。
  2. Fusion Data Intelligenceで、「ナビゲータ」をクリックします。
  3. 「ナビゲータ」メニューで、「コンソール」をクリックします。
  4. コンソールで、「アプリケーション管理」の下の「データ構成」をクリックします。
  5. 「データ構成」ページで、「エンタープライズ・リソース・プランニング」をクリックします。
  6. サービス・ページで、「作成」をクリックし、「オファリング」「ERPセキュリティ構成」を選択して、「機能領域」「セキュリティ構成オプション」を選択してから「次」をクリックします。
    データ・パイプラインを作成して、Cloud ERPのデータ・セキュリティ設定を同期します

  7. パラメータを確認し、次のいずれかのオプションをクリックします:
    • 取消: 機能領域のデータ・パイプラインを取り消します。
    • 保存: 機能領域のデータ・パイプラインをアクティブ化せずに保存します。
    • アクティブ化: 機能領域のデータ・パイプラインの実行日時をスケジュールします。「機能領域のデータ・パイプラインのアクティブ化」を参照してください。

分析通貨メトリックは、Oracle Fusion ERP Analyticsサブジェクト領域でどのように計算されますか。

Oracle Fusion ERP Analyticsサブジェクト領域では、分析通貨メトリックは、Oracle Fusion ERP Analyticsで定義された換算レートを使用して元帳通貨メトリック金額を分析通貨に換算することで計算されます。換算レートは、パイプライン構成パラメータで定義された換算レート・タイプから導出されます。各サブジェクト領域の換算レート日付基準は、サブジェクト領域のメトリックの詳細にリストされています。

勘定科目区分「会社内」、「残高」に関連するレコードはどこで参照できますか。

これらのレコードは、補助元帳サブジェクト領域の一部ではありません。これらの入力は補助元帳会計エンジンで作成され、買掛管理、売掛管理、資産などの補助元帳アプリケーションでは作成されません。

過去の年齢調べスナップショットでAPおよびAR年齢調べサブジェクト領域に前日付トランザクションが表示されないのはなぜですか。

増分実行が会計期間の最終日に実行されると、Fusion Data Intelligenceによってその期間の月次年齢調べスナップショットが作成されます。前期間のOracle Fusion Cloud Applicationsで作成されたトランザクションは、Fusion Data Intelligenceの前期間のスナップショットに含まれません。これらは現在の年齢調べスナップショットにのみ含まれます。

すべてのサブジェクト領域でセカンダリ元帳を使用できないのはなぜですか。

セカンダリ元帳に補助元帳換算レベルが設定されている場合は、AR収益、AR入金と消込、ARクレジット・メモ消込およびAR調整のサブジェクト領域(会計配分単位)で、セカンダリ元帳のデータを分析できます。ARトランザクションおよびAR年齢調べのサブジェクト領域は、スケジュール・レベルであり、プライマリ元帳のみをサポートします。

最近のアプリケーション更新後に、財務および調達に関連するデッキに「会計時間詳細の取得中にエラーが発生しました」というメッセージが表示されるのはなぜですか。

このエラーは、ソースで使用されていたカレンダが削除されたかどうかを示します。Fusion Applicationsで表示されるカレンダを確認してください。「設定および保守」で「財務」を選択し、「財務レポート体系」を選択してから、「会計カレンダの管理」を選択します。カレンダに不一致がある場合は、「一般会計」機能領域のリセットを実行します。

単位(UOM)換算が正しくないか、最新ではないのはなぜですか。

不正な単位換算には2つのシナリオが考えられます。
  • シナリオ1: 最初は標準単位換算のみが存在し、Fusion Cloud SCMで、後から区分間単位換算または区分内単位換算が定義された。
  • シナリオ2: 単位換算が、Fusion Data Intelligenceでロードが発生する前後にFusion Cloud SCMで終了した。

どちらのシナリオでも、Fusion Data Intelligenceでトランザクションに更新を適用しないかぎり、Fusion Cloud SCMでは、最新の単位換算が考慮されません。

単位(UOM)換算でデータが表示されないのはなぜですか。

Oracle Enterprise Scheduler (ESS)ジョブ「プライマリ単位に対する品目単位換算の作成」を実行します。このジョブは、Fusion Cloud SCMのすべての品目のプライマリ単位に対して単位換算のセットを作成および保守します。これは、すべての品目のプライマリ単位に対する単位換算を表示するための前提条件です。

サブジェクト領域の「セグメント」フォルダの下のフレックスフィールド・セグメント階層フォルダに「ツリー・コードとバージョン」属性が表示されないのはなぜですか。

リリース24.R2以降、フレックスフィールド・セグメント階層の「ツリー・コードとバージョン」属性はサブジェクト領域で非表示になっています。カスタム分析またはメトリックの「ツリー・コードとバージョン」属性をツリー・コード・フィルタ属性に置き換えてください。