一般会計に関するよくある質問
Oracle Fusion ERP Analyticsのよくある質問(FAQ)は、分析エクスペリエンスに関するよくある質問に対する回答を提供します。
一般会計のトピック:
- 「収益性分析 - YTD」は現行年のYTDを表しますか、前年のYTDを表しますか。
- Fusion Applicationsで勘定科目タイプを変更した後、一部の勘定科目タイプがFDI DW_GL_CODE_COMBINATIONに正しく反映されていないのはなぜですか。
- 勘定科目分析サブジェクト領域の正味金額がゼロの会計配分が、転記のために一般会計に転送されないのはなぜですか。
- GL勘定科目分析のデータ検証結果に不正確な情報が表示されるのはなぜですか。
- 「構成可能な勘定科目分析」(CAA)サブジェクト領域がサブジェクト領域リストに表示されないことがあるのはなぜですか。
- 「構成可能な勘定科目分析」サブジェクト領域と「GL詳細トランザクション」サブジェクト領域の間でいくつかのトランザクションに相違があるのはなぜですか。
- 「予算」サブジェクト領域が使用できないのはなぜですか。「GL収益性」または「GL貸借対照表」サブジェクト領域の差異分析に予算データが表示されません。
- 予算残高がリセットされたのはなぜですか。
- 「予算引当会計」機能を有効にしていても、予算引当仕訳および残高が表示されないのはなぜですか。
- 一般会計のサブジェクト領域およびファクトで統計通貨データについて「分析通貨」および「元帳通貨」メトリックが移入されないのはなぜですか。
- 特定の元帳について「GL貸借対照表」および「GL収益性」を使用して分析を行うと、「元帳通貨」に複数の通貨が表示されるのはなぜですか。
「収益性分析 - YTD」は現行年のYTDを表しますか、前年のYTDを表しますか。
年累計(YTD)メトリックは現行年のYTDを表します。YTDの結果を確認する前に、アプリケーションで期間をオープンしてください。
Fusion Applicationsで勘定科目タイプを変更した後、一部の勘定科目タイプがFDI DW_GL_CODE_COMBINATIONに正しく反映されていないのはなぜですか。
組替えられた勘定科目タイプが関連するGLコード組合せに反映されていないため、Fusion Applicationsで勘定科目タイプが一致しない場合にこの問題が発生することがあります。Fusion Applicationsで誤分類勘定科目を修正するプロセスを確認します。誤分類勘定科目の修正を参照してください。
勘定科目分析サブジェクト領域の正味金額がゼロの会計配分が、転記のために一般会計に転送されないのはなぜですか。
case
when "Financials - GL Account Analysis"."Journal Details"."Journal Source" is null and "Financials - GL Account Analysis"."Subledger Accounting Details"."Transfer to GL Status Code" in ('NT', 'Y') then 0
else 1 end=1
GL勘定科目分析のデータ検証結果に不正確な情報が表示されるのはなぜですか。
デフォルトでは、GL勘定科目分析サブジェクト領域には、4か月間のデータのみが含まれます(現在の期間+前の3か月)。そのため、メトリックのデータ検証のために会計日範囲フィルタを選択するときは、その期間内の会計日を選択するようにしてください。また、仕訳のみの配分は、データ検証で現在サポートされていないため、値なしイベント区分を除外します。これらのフィルタが正しく構成されていない場合、データ検証結果が不正確になる可能性があります。
「構成可能な勘定科目分析」(CAA)サブジェクト領域がサブジェクト領域リストに表示されないことがあるのはなぜですか。
複数のフル・ロードが実行されているときには、実行間でシステムをチェックインでき、その場合に不完全なサブジェクト領域リストが表示されることがあります。最終フル実行とそれに続く増分実行によって、すべての拡張が検証されます。すべての実行が完了するまで待って、サブジェクト領域および拡張をチェックしてください。
「構成可能な勘定科目分析」サブジェクト領域と「GL詳細トランザクション」サブジェクト領域の間でいくつかのトランザクションに相違があるのはなぜですか。
「構成可能な勘定科目分析」(CAA)はXLA AE明細データに対応し、「GL詳細トランザクション」サブジェクト領域はGL_JE_LINESデータに対応します。勘定科目コード組合せが補助元帳会計(XLA_AE_LINES)とGL仕訳(GL_JE_LINES)の間で異なる場合、相違が発生することがあります。
「予算」サブジェクト領域が使用できないのはなぜですか。「GL収益性」または「GL貸借対照表」サブジェクト領域の差異分析に予算データが表示されません。
「予算」サブジェクト領域を使用可能にするには、「予算」機能領域と「GL」機能領域をアクティブ化する必要があります。
予算残高がリセットされたのはなぜですか。
貸借対照表勘定の予算残高は、各会計年度の期首にリセットされます。実績残高とは異なり、予算残高は次会計年度に繰り越されません。
「予算引当会計」機能を有効にしていても、予算引当仕訳および残高が表示されないのはなぜですか。
「一般会計」機能領域をアクティブ化した後に「予算引当会計」機能を有効にした場合は、「一般会計」機能領域をリセットして、初期抽出からのすべての予算引当残高および仕訳がウェアハウスに抽出されるようにしてください。
また、予算引当データを表示するには、分析で「バランス・タイプ」または「予算引当タイプ」フィルタを使用する必要があります。分析に実績と予算引当が必要な場合は、「バランス・タイプ」フィルタに「実績」と「予算引当」を追加します。その後、分析にフィルタをさらに追加できます。「バランス・タイプ」または「予算引当タイプ」フィルタが設定されていない場合は、実績に関連するデータのみが表示されます。
一般会計のサブジェクト領域およびファクトで統計通貨データについて「分析通貨」および「元帳通貨」メトリックが移入されないのはなぜですか。
統計(STAT)通貨は統計データの記録に使用され、Fusion Data Intelligenceには、統計通貨データを分析するためのメトリックを含む別個の「統計通貨」ファクト・フォルダがあります。「分析通貨」および「元帳通貨」メトリックにはそれぞれの通貨のデータのみが表示され、STAT通貨行ではこれらのメトリックについてnullが表示されます。
「GL詳細トランザクション」サブジェクト領域では、「文書通貨」メトリックにSTAT通貨データが表示されますが、分析で「文書通貨」を属性として使用しているか、正しいデータを表示するために文書通貨をSTATに制限するフィルタがあることを確認する必要があります。
特定の元帳について「GL貸借対照表」および「GL収益性」を使用して分析を行うと、「元帳通貨」に複数の通貨が表示されるのはなぜですか。
Fusion Applicationsで元帳についてレポート通貨を定義している場合、「GL貸借対照表」および「GL収益性」サブジェクト領域では、元帳通貨残高とともにレポート通貨残高を分析できます。
「GL貸借対照表」および「GL収益性」サブジェクト領域の「通貨」フォルダにある「元帳通貨」属性には、換算済残高行についてはレポート通貨が表示されます。また、このような換算済行の「元帳通貨」の金額には、レポート通貨での金額も表示されます。他のすべての残高行については、元帳通貨は元帳の機能通貨です。
レポート通貨で残高を分析する場合は、「通貨」フォルダの「元帳通貨」属性を使用してフィルタを追加します。
元帳の機能通貨のみを表示する場合は、元帳通貨フィルタを使用して通貨値を割り当てるか、元帳フォルダの元帳通貨が通貨フォルダの元帳通貨と等しいかどうかをチェックする式フィルタを追加できます。この条件では、元帳の機能通貨でのみ行が取り込まれ、レポート通貨はすべて削除されます。