ユーザーの識別およびジョブ・ロールの割当

Oracle Fusion Cloud Sustainabilityで様々なタスクを実行するすべてのユーザーのジョブ・ロールを識別し、ジョブ・ロールを割り当てる必要があります。

Oracle Sustainabilityには、次の事前定義済ロールがあります:
  • サステナビリティ・アプリケーション管理者: ビジネスのニーズを満たすようにOracle Sustainabilityの設定および構成を担当します。
  • サステナビリティ・アナリスト: アクティビティ・レコードの作成、管理および転記を担当します。その結果、分析およびレポート用のデータ・ソースとして機能する1つ以上のサステナビリティ元帳が生成されます。
  • サステナビリティ管理部長: サステナビリティ分析のレビューを担当し、進捗が企業のサステナビリティ目標に沿っていることを確認します。
  • サステナビリティ統合スペシャリスト: サステナビリティ情報システムの統合に関連するすべてのアクティビティの計画、調整および監督を担当します。
これらの事前定義済ロール、ロール階層、職務および権限の詳細は、次のいずれかのセキュリティ・リファレンス・ガイドを参照してください:
  • 製造およびサプライ・チェーン資材管理のセキュリティ・リファレンス
  • 調達のセキュリティ・リファレンス
  • 製品管理のセキュリティ・リファレンス
セキュリティ管理者は、次のタスクを実行します:
  1. Oracle Sustainabilityのすべての事前定義済ロールをコピーして、独自のロールを作成します。
  2. これらのロールを、Oracle Sustainabilityで様々なタスク(設定タスク、サステナビリティ・アクティビティの作成と管理など)を実行するために識別されたユーザーに割り当てます。
  3. すべてのユーザーが「従業員」抽象ロールを継承し、設定タスクを実行するユーザーに「アプリケーション管理者」ジョブ・ロールがあることを確認します。

ノート: 事前定義済ロールのいずれかがセキュリティ・コンソールに表示されない場合は、「最新のLDAP変更の取得」ジョブおよび「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」ジョブを実行します。