ユーザーのスマート・ビュー・クライアントの構成
スマート・ビューは、多次元のピボット分析ツールであり、Excelのすべての機能が組み合わされています。スマート・ビューを使用すると、対話形式での残高の分析、および使い慣れたスプレッドシート環境を使用したレポートの定義を行うことができます。
各クライアントのコンピュータに、Smart ViewをExcelのアドインとしてインストールします。インストール・ファイルをダウンロードするには:
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財務レポート・センターにナビゲートし、「財務レポートのワークスペースをオープン」タスクを選択します。
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統合業績管理システムのワークスペースで、「ツール」→「インストール」→「Smart View」の順に選択します。
Smart ViewはMicrosoft Office製品のアドインであるため、Windowsオペレーティング・システムにのみインストールできます。
スマート・ビューをインストールしたら、スマート・ビュー共有接続URLを使用して接続を構成する必要があります。共有接続URLを導出するには、次のステップを実行します。
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「財務レポート・センター」タスク・パネルから、「財務レポートのワークスペースをオープン」を選択します。
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ワークスペースURLの末尾のindex.jspを削除し、SmartViewProvidersを追加して編集します。
ノート:このURLは、クラウドベース環境の例です。ワークスペースURLがhttps://efops-rel5st4-cdrm-external-bi.visioncorporation.com:10622/workspace/index.jspである場合、共有接続URLはhttps://efops-rel5st4-cdrm-external-bi.visioncorporation.com:10622/workspace/SmartViewProvidersとなります。
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URLをコピーします。
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Excelを開きます。
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「Smart View」メニュー→「オプション」に移動します
次の図は、Excelスプレッドシートの「Smart View」リボンを示しています。タスク・リストには、「パネル」、「接続」および「オプション」が含まれています。
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「オプション」ボタンをクリックし、「詳細」オプションを選択します。
次の図は、「詳細」オプションが選択された状態の「オプション」ウィンドウを示しています。共有接続URLが「全般」セクションに表示されています。
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URLを「共有接続URL」フィールドに貼り付けます。
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「OK」をクリックします。
ユーザーのスマート・ビュー・クライアントの構成の詳細は、『Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Smart ViewでOracle Fusion General Ledgerの残高キューブに接続するには:
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Smart Viewを起動します。
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「Smart View」タブをクリックし、「パネル」アイコンを選択します。「Smart View」ペインが開きます。
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タスク・ペインの「共有接続」ボタンをクリックします。
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ユーザー名とパスワードを使用してサインインします。
次の図は、データベースに接続するための「サイン・イン」ウィンドウを示しています。
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「サーバーの選択」リスト・アイコンをクリックして続行します。
次の図は、「Smart View」パネルの「共有接続」セクションを示しています。「サーバーを選択して続行」フィールドが選択され、Oracle EssbaseとOracle Hyperion Financial Reportingの2つの値がドロップダウン・リストに表示されています。
ノート:Essbaseサーバーが存在しない場合は、追加する必要があります。次のステップを使用します。
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「Essbaseサーバーの追加」リンクをクリックします。
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Essbaseサーバーのログインおよびパスワードを指定します。
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Essbaseサーバーを展開して、キューブを見つけます。
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共有接続のリストから「Oracle Essbase」を選択します。
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「展開」をクリックして、キューブのリストを展開します。
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使用している勘定体系の名前を持つキューブを展開します。
次の図は、「Smart View」パネルの「共有接続」セクションを示しています。Oracle Essbaseサーバーが展開され、複数のキューブが表示されています。
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「db」をクリックします。機能のリストが表示されます。
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分析リンクをクリックします。
これらのステップは、新しいサーバーとデータベースに対して1回のみ実行する必要があります。
Essbaseデータベースの名前と別名の表示方法を設定するには:
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「Smart View」リボンで、「オプション」ボタンをクリックします。
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リストから「メンバー・オプション」を選択し、「メンバー名の表示」リストを選択します。
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次のオプションから選択できます。
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個別のメンバー名: Essbaseの個別のフルパスのみを表示します。
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メンバー名と別名: メンバー名と別名の両方を表示します。
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メンバー名のみ: メンバー名のみを表示します。
スマート・スライス機能は一般会計ではサポートされていません。その他のすべてのドキュメントについては、Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイドを参照してください。