減価償却の中止と再開のガイドライン

資産の減価償却を中止または再開できます。

ノート:

資産の取得時に資産の減価償却を中止すると、資産により、資産の償却が有効な期間に不足分の減価償却額が費用処理されます。

不足分の減価償却額の計算は、次のどのタイプの減価償却方法を使用するかによって異なります。

方法タイプ

説明

表および計算済方法

  • 減価償却されない期間を含めた資産の耐用期間に基づいて、資産の減価償却費が計算されます。

  • 資産の償却を開始した後で減価償却を中止すると、不足分の減価償却費は資産の耐用期間の最終期間に遡って計上されます。

定率法

  • 資産の減価償却費の計算は一定率に基づいて継続されます。

  • 純帳簿価額を使用する定率法では、減価償却を開始する会計年度の開始時の資産の純帳簿価額が使用されます。資産の減価償却は、償却済になるまで継続されます。

減価償却の中止

このタスクでは、特定の資産の減価償却を中止する方法を示します。

  1. Assetsのランディング・ページで、「資産の修正」パネル・タブをクリックします。
  2. 「資産の修正」ページで、減価償却を中止する資産を検索します。
  3. その資産行を選択します。
  4. 「処理」 > 「減価償却の中止」をクリックします。
  5. 「減価償却の中止」ダイアログ・ボックスで、減価償却の中止に関する詳細を入力します。
  6. 「OK」をクリックします。

減価償却の再開

このタスクでは、特定の資産の減価償却を再開する方法を示します。

  1. Assetsのランディング・ページで、「資産の修正」パネル・タブをクリックします。
  2. 「資産の修正」ページで、減価償却が中止されていたが、減価償却を再開する必要がある資産を検索します。
  3. その資産行を選択します。
  4. 「処理」 > 「減価償却の再開」をクリックします。
  5. 「減価償却の再開」ダイアログ・ボックスで、減価償却の再開に関する詳細を入力します。
  6. 「OK」をクリックします。減価償却の中止と再開のガイドライン

統合ワークブックを使用した、減価償却の中止と再開

「減価償却の一括中止または再開の管理」統合ワークブックを使用して、複数の資産の減価償却を中止または再開できます。

  1. スプレッドシートでの資産の修正」パネル・タブをクリックして統合ワークブックを開きます。

  2. トランザクション・タイプとして、「減価償却の中止」または「減価償却の再開」のどちらかを選択します。

  3. トランザクション・グループ名を入力します。

  4. 」をクリックし、「OK」をクリックします。

  5. プロンプトが表示されたら、サインイン情報を入力します。

  6. 必要な情報と、必要に応じて任意の情報を入力します。

  7. 完了後、次を実行します:

    • 「保存」をクリックします。

    • トランザクションを転記する準備ができている場合は、「トランザクションの保存および転記」をクリックします。