一括除・売却の処理方法

「一括除・売却」インタフェース表に資産グループの資産データを移入し、Oracle Assetsに除・売却トランザクションを転記することにより、資産グループを除・売却します。

一括除・売却に影響を与える設定

次のビジネス・ルールが一括除・売却に影響します。

  • 最初のレビュー・ステータスは、外部システムによって「新規」、「保留中」または「転記」に設定されている必要があります。

  • 外部システムまたはOracle Project Costingから渡されたすべての表示情報は、変更される可能性があります。

次の表は、レビュー・ステータスとその内容を示しています。

レビュー・ステータス

意味

新品

データが新規であるため、「一括除・売却の転記」プロセスで除・売却を実行する前に追加情報が必要な場合があります。

保留中

データのステータスが「転記」に設定されるまで、「一括除・売却の転記」プロセスでのデータ処理は実行されません。

転記

「一括除・売却の転記」プロセスでデータの除・売却を実行する準備ができています。

エラー

データが無効なため、データは「一括除・売却の転記」プロセスでの除・売却対象として発行されません。次のことが可能です:

  • エラーの出ているレコードをデータベースから削除する必要がある場合、そのレコードを「削除」に設定します。

  • 「一括外部除・売却のパージ」プログラムを実行して、これらを削除します。

削除

データは「一括除・売却の転記」プロセスでの除・売却対象として発行されません。

一括除・売却の処理方法

「一括除・売却」インタフェース表に正しい除・売却のバッチ・データを投入して、外部除・売却バッチに、取得価額、ユニットまたはソース明細の除・売却の処理を行います。

ノート:

資産では、取得価額部分除・売却とユニット部分除・売却の両方を実行できます。ただし、バッチ番号を使用してのみグループ化できるため、利用できる一括除・売却機能は制限されます。