一括除・売却インポート・データの処理方法
「一括除・売却」インポート・プロセスを使用して、次の除・売却トランザクションを実行します。
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部分および全部除・売却
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再稼働
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グループ資産修正
一括除・売却のスプレッドシート・テンプレートをダウンロードして、データの準備に使用できます。このテンプレートには、情報の入力作業を支援するインストラクション・シートが含まれています。

このテンプレートにアクセスするには、次のステップを実行します。
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Oracle Financials Cloudのファイルベース・データ・インポートのガイドに移動します。
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目次で、「ファイル・ベース・データ・インポート」をクリックします。
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固定資産一括除・売却のインポートをクリックします。
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「ファイル・リンク」セクションで、Excelテンプレートへのリンクをクリックします。
ワークシートでデータを準備する際は、次のガイドラインに従ってください。
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各列の必須情報を入力してください。詳細なインストラクションは、各列ヘッダーのツールチップを参照してください。
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テンプレート内の列の順序を変更しないでください。
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使用しない列は非表示にしたりスキップできますが、削除しないでください。
一括除・売却のインポート・プロセスに影響を及ぼす設定
一括除・売却のインポート・テンプレートには、インストラクションのタブと、データをロードする表に対応する3つのタブがあります。
スプレッドシートのタブ |
説明 |
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インストラクションおよびCSV生成 |
データの準備およびロードとテンプレートのフォーマット、「一括除・売却の転記」プロセスの発行、インポート・エラーの修正に関する情報が含まれています。 |
FA_RETIREMENTS_T |
資産除・売却に関する情報を入力します。「一括除・売却の転記」プロセスを実行すると、ステータスが「転記」の除・売却は除・売却または再稼働されます。 |
FA_RETIREMENT_DIST_T |
ユニット、減価償却費勘定、事業所、従業員割当など、資産配分に関する情報を入力します。この情報は一部または全部除・売却および再稼働に使用されます。 |
FA_RET_SRC_LINES_T |
ソース明細除・売却や再稼働に使用されるソース明細リファレンスを入力します。 |
一括除・売却の処理方法
データが正常にロードされたら、「一括除・売却の転記」プロセスを実行して、資産の除・売却および再稼働を行う必要があります。
「一括除・売却の転記」プロセスを発行するには:
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「資産」ページで、「除・売却」情報タイルの「転記準備完了」のリンクをクリックします。
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「転記」をクリックして、トランザクションを転記します。
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エラーまたは警告が出て「一括除・売却の転記」プロセスが終了した場合、失敗の原因となった行の詳細をログ・ファイルで確認します。
「一括除・売却の転記」プロセスは、「スプレッドシートでの資産の除・売却」タスクをクリックして開いたスプレッドシートから発行することもできます。スプレッドシートで、「トランザクションの保存および転記」をクリックします。
次の表は、「一括除・売却の転記」プロセス中に発生することのあるエラーおよびその解決方法を示しています。
エラー |
解決方法 |
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減価償却の計算プロセスの実行でエラーが発生します。 |
エラーを修正し、減価償却の計算プロセスを再発行します。「減価償却の計算」プロセスが正常に実行されたら、「一括除・売却の転記」プロセスを再発行します。 |
会計用資産台帳に対して減価償却の計算プロセスが現在実行されています。 |
「減価償却の計算」プロセスが正常に完了するのを待ってから、「一括除・売却の転記」プロセスを再発行します。 |
インポート・エラーを修正するには:
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「除・売却」情報タイルの「例外」のリンクをクリックします。
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「準備」をクリックして、スプレッドシートにすべての行をエクスポートします。
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スプレッドシートのエラーを確認、修正し、修正した行に対するキューを「転記」に設定します。
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エラーが発生した行をすべて修正したら、「トランザクションの保存および転記」をクリックし、プロセスを再発行します。
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すべての行が正常にインポートされ、資産の除・売却または再稼働が実行されるまで、このセクションの発行とエラー修正のステップを繰り返します。