転記済一括追加の処理方法

「一括追加の転記」プロセスを実行して一括追加明細から資産を作成します。このプロセスは、期間中いつでも必要なだけ実行できます。

転記プロセスに影響を及ぼす設定

「一括追加の転記」プロセスの発行には、一括追加を転記しようとしている会計用資産台帳を選択します。使用している会計用資産台帳が値のリストに載っていない場合は、次のエラーのいずれかが発生している場合があります。

エラー	解決方法
転記のキューに一括追加の明細がありません。	転記準備ができた一括追加の「転記」にキューを変更します。
会計用資産台帳は、これらの一括追加明細に対して有効ではありません。	「台帳の編集」ページで会計用資産台帳の有効日の範囲を確認します。
減価償却の計算プロセスの実行でエラーが発生しました。	エラーを修正し、減価償却の計算プロセスを再発行します。減価償却の計算プロセスが正常に完了したら、「一括追加の転記」プロセスを再発行します。
会計用資産台帳に対して減価償却の計算プロセスが現在実行されています。	減価償却の計算プロセスが正常に完了するのを待ちます。続いて「一括追加の転記」プロセスを再発行します。

「一括追加の転記」プロセスを実行すると、割り当てられた一括追加キューに従って一括追加明細が処理されます。

転記前のキュー名	一括追加の転記の結果	転記後のキュー名
転記	一括追加明細から新規資産を作成します。	転記済
取得価額修正	既存資産に一括追加明細を追加します。	転記済
マージ済	すでにマージされている一括追加明細を示します。	転記済
分割	すでに分割されている一括追加明細を示します。転記無効。	分割
新規	新規の一括追加明細を示します。転記無効。	新規
保留中、またはユーザー定義のキュー名	保留中の一括追加明細を示します。転記無効。	保留中
削除	削除待機中の一括追加明細を示します。転記無効。	削除

「一括追加の転記」プログラムは、「転記」キューの一括追加明細から資産を作成します。このプログラムは、「取得価額修正」キューの一括追加も既存資産に追加します。