一括追加のマージ

この例では、別々の一括追加明細を単一原価で単一の一括追加明細にマージします。

シナリオ

トランザクションの詳細

マージ前は、一括追加明細のキュー名は新規です。2つの明細の詳細は次のとおりです。

明細1:

明細

請求書

金額

ユニット

キュー

説明

1

100

5,000 USD

2

新品

パーソナル・コンピュータ

明細1は次の割当てを含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

2

01-110-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

明細2:

明細

請求書

金額

ユニット

キュー

説明

2

220

67 USD

1

新品

パーソナル・コンピュータの税金

明細2は次の割当てを含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

1

01-120-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

ユニットを合計するか選択できます。

ユニットの合計のチェック・ボックス

説明

選択

Oracle Assetsは、マージされた一括追加明細から作成された新規資産に、マージされた親と子の両方の配分を使用します。

ノート: 明細のマージ中にユニットの合計が選択されている場合は、子明細と親明細の両方の配分情報を含めてください。

選択解除

「資産」は、マージ済の一括追加明細で作成された新規資産に、マージ済の親明細の配分を使用します。

マージ後:

  • 請求書明細100は「保留中」キューにあり、資産とする準備ができています。

  • 請求書明細220は「マージ済」キューにあり、資産とすることはできません。

請求書明細分配の元の取得価額は、マージ後も監査証跡として明細に残ります。親明細の取得価額は変化せず、そのまま残ります。マージ済の明細を転記する際、資産取得価額はマージ済取得価額総計です。

トランザクション結果

ユニットの合計が選択されている場合は、マージ後、2つの明細の詳細は次のようになります。

明細1:

明細

請求書

金額

ユニット

キュー

説明

マージ済取得価額

マージ済ユニット

1

100

5,000 USD

2

保留中

パーソナル・コンピュータ

5,067 USD

3

明細1は次の配分を含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

2

01-110-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

明細2:

明細

請求書

金額

ユニット

キュー

説明

2

220

67 USD

1

マージ済

パーソナル・コンピュータの税金

明細2は次の配分を含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

1

01-120-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

ユニットの合計が選択されていない場合は、マージ後、2つの明細の詳細は次のようになります。

明細1:

明細

請求書

金額

ユニット

キュー

説明

マージ済取得価額

マージ済ユニット

1

100

5,000 USD

2

保留中

パーソナル・コンピュータ

5,067 USD

2

明細1は次の配分を含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

2

01-110-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

明細2:

明細

請求書

金額

ユニット

キュー

説明

2

220

67 USD

1

マージ済

パーソナル・コンピュータの税金

明細2は次の配分を含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

1

01-120-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

ユニットの合計が選択されている場合、資産は、請求書100から次の情報で作成されます。

説明

取得価額

ユニット

パーソナル・コンピュータ

5067 USD

3

資産は次の配分を含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

2

01-110-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

1

01-120-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO

ユニットの合計が選択されていない場合、資産は、請求書100から次の情報で作成されます。

説明

取得価額

ユニット

パーソナル・コンピュータ

5067 USD

2

資産は次の配分を含みます。

ユニット

費用勘定

事業所

2

01-110-7360-0000-000

USA-SAN FRANCISCO