一括追加の分割

一括追加明細は、複数の一括追加明細に分割できます。

一括追加明細を分割すると、新しい明細のキュー名が分割前の元の明細のステータスと同じになります。元の明細は分割後も監査証跡として残ります。分割後は、元の明細のキュー名が「分割」となるため、資産にできません。

次の例では、単一の請求書明細を複数の一括追加明細に分割する方法を説明します。

シナリオ

ここでは、請求書#2000の単一の一括追加明細を3つの新規一括追加明細に分割するように求められています。元の一括追加明細のキュー名は「新規」です。

トランザクションの詳細

明細の詳細は次のようになります。

トランザクション詳細

請求書

#2000

明細

1

取得価額

$3000

ユニット

3

キュー

新品

摘要

パーソナル・コンピュータ

分割後は、3つの新しい一括追加明細になります。元の明細は、キュー名が「分割」となり資産にすることができなくなります。この明細はユーザー・インタフェースに表示されなくなります。3つの新しい明細のキュー名は「新規」になるので、資産にできます。

元の明細は分割後も監査証跡として残ります。分割された一括追加は、それぞれ1単位として、ソース・アプリケーションの既存情報と同じものが表示されます。

トランザクション詳細結果

分割後は、元の一括追加明細の詳細は次のようになります。

トランザクション詳細

請求書

#2000

明細

1

取得価額

$3000

ユニット

3

キュー

分割

摘要

パーソナル・コンピュータ

生成した3つの新規明細の詳細は、それぞれ次のようになります。

トランザクション詳細

請求書

#2000

明細

1

取得価額

$1000

ユニット

1

キュー

新品

摘要

パーソナル・コンピュータ

新しい一括追加明細のキュー名は「新規」で、分割前の元の明細のキュー名と同じになります。