運用メジャーおよび運用状態について
Oracle Joint Venture Managementを使用すると、合弁企業の運用メジャーおよび運用状態を保存および管理できます。
運用メジャーは、運用の保守および生産に関連する様々な金額を記録するために使用されます。運用状態は、運用のフェーズ、アクティビティまたはその他のステータスを示します。このデータは、合弁企業の分析で合弁企業パートナへの間接費の請求の基準として、または合弁企業に費用を配賦するために使用できます。
次に、石油およびガス業界の企業が使用する運用メジャーの例をいくつか示します:
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井戸の生産単位、井戸の生産量
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塩水処理量
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設備の使用時間
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水消費量
再度石油およびガス業界を例として使用すると、複数の井戸を持つ合弁企業の管理パートナが各井戸の状態を運用状態として取得します。取得できる状態には、探査、生産、閉鎖などがあります。
- 費用を合弁企業に配賦するために使用できる、運用メジャーの統計仕訳を作成します。
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合弁企業または合弁企業のプライマリ・セグメント値別に運用メジャーを保存します。
プライマリ・セグメント値は、合弁企業内の特定のエンティティの原価および収益が管理される勘定科目を識別するために使用できます。たとえば、プライマリ・セグメント値を使用して、特定のプロジェクト、サイト、建物、アクティビティなどのトランザクションを取得できます。運用メジャーのプライマリ・セグメント値を識別することで、合弁企業の特定のエンティティのトランザクションに関連してそれらを保存できます。
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合弁企業または合弁企業の特定のプライマリ・セグメント値について取得された運用メジャーを検索してレビューします。
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記録された最新の運用メジャーを見つけるための日付などの運用メジャー詳細でソートします。
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運用メジャーをスプレッドシートにダウンロードすると、分析や予測などの目的で、様々な方法でデータを柔軟に使用できます。
合弁企業管理で運用状態を保存すると、次のことができます:
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合弁企業または合弁企業のプライマリ・セグメント値別に運用状態を保存します。
運用メジャーと同様に、追加した各運用状態のプライマリ・セグメント値を識別できます。これにより、合弁企業の特定のエンティティのトランザクションに関連する運用状態を保存できます。
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レポート日を使用して、追跡および監査のために、合弁企業が特定の状態に変更された日付を追跡します。この日付は、運用メジャーの統計仕訳を作成するためにも使用されます(特定の運用状態別に統計仕訳を作成する場合)。