IDRに関する有用な情報

IDRにEメールを送信して機能をテストするには、次の推奨事項に従ってください。

文書のEメール送信

サポートされている請求書タイプ

インテリジェント文書認識では、標準請求書およびクレジット・メモがサポートされます。

サポートされている文書タイプ

インテリジェント文書認識では、次の文書ファイル拡張子がサポートされます:

  • .pdf

  • .tif

  • .tiff

  • .png

  • .jpeg

  • .doc

  • .docx

注意:

ドキュメントをEメールで送信する際は、次のことを確認してください:

  • パスワードで保護されたPDFファイルを添付として送信しないでください。IDRでは、これらの文書を開いて処理できません。その結果、IDRはこれらの文書を送信しますが、対話型請求書ビューア内で空白文書として表示されます。請求書文書を表示するには、PDFファイルをダウンロードし、パスワードを入力できるPDFビューアを使用して開きます。
  • 請求書をzip/圧縮ファイルに含めないでください。
  • IDRでは、埋込みEメールに含まれている添付(Eメール・メッセージを別のEメールに添付するなど)はサポートされていません。

請求書の添付

添付に含める請求書は、次のように編成することをお薦めします。

方法 用途

単一の請求書添付

サプライヤがEメールするPDFに最適。

複数の請求書添付

サプライヤからEメールで受信したPDFまたはスキャンした文書に最適。

1つの添付に複数の請求書を含める

スキャンされた各請求書は空白のページで区切ります。この方法では、文書内のすべてのページがイメージである必要があります。

ノート:
  • 文書の最初のページを、請求書の最初のページにしてください。カバーページは付けないでください。
  • 添付ファイルの最大サイズはEメール当たり30MBです。

サポート文書と請求書

請求書とともにサポート文書(受入文書、契約、通知など)を含めることができます。IDRが請求書自体から請求書情報のみを抽出するようにするには、テキストInvoice Supporting Documentsと使用するページ・セパレータを含めます。How to Attach Supporting Documents to the Invoice through the Invoice Imaging Solution(文書ID 2017464.1)のセパレータ・ページの例を参照してください。サポート文書は請求書とともにインポートされ、対話型請求書ビューアに表示されます。

注意:

サポート文書を含める際は、サポート文書が請求書と同じファイル内にあることを確認してください。サポート文書が別のファイル添付としてEメールに含まれている場合、IDRはそれを別の請求書添付と見なし、請求書としての処理を試みます。

Eメール件名でのアンダースコアの使用

IDRへのEメールの件名にアンダースコア(_)を含めないでください。アプリケーション内でこの記号は、請求書のルーティング属性の移入を目的とする記号として処理されます。

IDRのテストと検証

本番環境でIDRを有効にした後、できるだけ高い認識率を得られるようIDRをテストする必要があります。実証済のテスト計画に従うことで、この目標を達成できます。認識率が低い場合の最も一般的な理由は、不十分なテストです。

定期的な(週次/月次)請求書を中心に、広範な請求書でテストする必要があります。これにより、本番に移行する前に必要な変更箇所を特定できます。