自動インボイス・インポートとトランザクション配分

自動インボイス・インポート中、トランザクションに配分を割り当てることができます。

配分は次のいずれかの方法で割り当てることができます。

  • 自動インボイス・インタフェース表の使用

  • 自動会計の使用

自動インボイスに渡すことができる会計フレックスフィールドの値は、会計セグメント値または勘定科目コード組合せIDのいずれかです。トランザクションに割り当てられたトランザクション・ソースの「情報のインポート」セクションの「会計」セクションにある「会計フレックスフィールド」オプションを使用して、使用する値を設定します。

自動インボイス・インタフェース表を使用した配分の割当

会計フレックスフィールド・セグメント値を渡す場合、RA_INTERFACE_DISTRIBUTIONS_ALL表のSEGMENT1-30列に値を割り当てる必要があります。使用可能なセグメントにのみ値を割り当てることができます。たとえば、6つの会計フレックスフィールド・セグメントを使用可能にした場合は、SEGMENT1-6のみに値を割り当てます。

会計フレックスフィールド・コード組合せIDを渡す場合、RA_INTERFACE_DISTRIBUTIONS_ALL表のCODE_COMBINATION_ID列にコード組合せIDを入力する必要があります。

ノート:

自動インボイスでコード組合せを動的に挿入するオプションを使用する場合は、セグメント値を渡す必要があります。

イベントベースの収益管理を使用してインポート済トランザクションの繰延または認識を自動的に行う場合、消込可能なトランザクション明細のコード組合せIDを渡すには、RA_INTERFACE_LINES_ALL表のOVERRIDE_AUTO_ACCOUNTING_FLAG列が「はい」になっていることを確認する必要があります。

自動会計を使用した配分の割当

自動会計によってトランザクション配分を決定する場合は、RA_INTERFACE_DISTRIBUTIONS_ALL表に値を入力しないでください。「自動会計」ページを使用して、収益、売掛金、税金、運送費、決済、未請求売掛金および前受収益の勘定を定義します。

自動会計を定義した後、自動インボイスでは、トランザクション明細ごとに渡した会計情報を使用してすべての配分が決定されます。

運送費勘定の自動会計が標準明細に基づいている場合、ヘッダー・レベル運送費を含む請求書をインポートすることはできません。トランザクションの明細タイプがLINEであり、在庫品目が運送費(FRT)である場合、自動会計は、収益タイプ勘定ではなく運送費タイプ勘定のルールを使用します。

自動会計が営業担当に基づいている場合、RA_INTERFACE_LINES_ALL表の各請求書明細に対して、RA_INTERFACE_SALESCREDITS_ALL表内の行を渡す必要があります。これは、「営業担当必須」売掛/未収金システム・オプションが有効でない場合でも同じです。