入金の自動決済

「入金の自動決済」プロセスを使用すると、送金済入金が自動的に決済され、またファクタリング入金が決済またはリスク消去されます。

「入金の自動決済」プロセスでは、送金済入金とファクタリング入金の両方の決済プロセスが管理されます。「入金の自動決済」プロセスで決済する予定の入金は、決済方法が「自動」の入金区分に属している必要があります。

銀行口座に現金が振り込まれるまで現金を認識しない場合、売掛/未収金内で銀行取引明細書の突合せができます。このステップは、自動入金と手動入金の両方でオプションです。

送金済入金

送金済入金を決済すると、現預金勘定への貸方入力と送金勘定またはファクタリング勘定への借方入力が行われます。

送金済入金は、満期日のX日後に決済されます(Xは、各入金の入金方法/銀行口座の組合せで定義されている決済日数です)。

ファクタリング入金

ファクタリング入金を決済すると、顧客デフォルトが発生した場合のリスクを計上するため、短期借入金が作成されます。借入金は、各入金満期日のY日後に「入金の自動決済」プロセスによって決済されます(Yは、入金に割り当てられた入金方法/銀行口座の組合せで定義されているリスク消去日数です)。

ファクタリング入金は、送金日に即時に決済されます。ファクタリング入金の決済によって作成されるリスクを消去するには、「入金の自動決済」プロセスの実行時に「銀行リスクの消去」パラメータを「はい」に設定します。