受取手形へのトランザクションの消込に関するガイドライン

どの区分のトランザクションでも受取手形に消し込むことができます。また、ステータスが「未払」の受取手形を新規受取手形に消し込むことも可能です。

デフォルトでは、名宛人およびその関連顧客に属するトランザクションのみを消し込むことができます。売掛/未収金システム・オプション「無関連トランザクション支払の許可」が使用可能になっている場合は、未関連顧客のトランザクションを手形に消し込むことができます。

トランザクション金額の全額または一部を請求書に消し込むことができます。金額の一部を消し込むには、希望する金額で「充当金額」フィールドを更新します。トランザクションの未消込部分は、オープン項目のままです。

受取手形の金額を指定している場合は、指定された金額と等しくなるようにトランザクションを消し込む必要があります。金額が指定されている受取手形は、トランザクション消込金額合計がこの金額と等しくなるまで完了できません。

ノート:

手形に割り当てられている個々のトランザクションで超過消込が許可されている場合でも、受取手形に消し込まれるトランザクションは通常消込のルールに従います。

受取手形と同じ通貨が設定されているトランザクションのみを消し込むことができ、手形に消し込まれるすべてのトランザクションは、同じ換算レートを共有する必要があります。手形は、手形の完了時に、割り当てられているトランザクションから換算レートを継承します。異なる通貨のトランザクションを消し込む場合は、手形に現在消し込まれているすべてのトランザクションを削除して、手形の通貨を変更する必要があります。