延滞手数料の利息計算方法
顧客の延滞手数料プロファイルを設定する場合は、延滞手数料の計算に使用する方法を決定する必要があります。
「顧客プロファイル区分」ページにある「与信限度額および延滞手数料」タブの「延滞手数料計算方法」フィールドで、あるいは該当する顧客または顧客サイト・プロファイルで、計算方法を選択します。
利息計算方法は次のとおりです。
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日次平均残高: 期限超過請求書の日次平均残高に基づいて延滞手数料を計算します。この方法は、繰越残高請求書に対してのみ使用します。
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支払遅延のみ: 支払期日から実績支払日までの日数に基づいて延滞手数料を計算します。この方法では、延滞手数料の計算時に、支払済金額が期限超過請求書金額として使用されます。
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期限超過トランザクションのみ: 「延滞手数料の作成」プログラムを発行する時点の支払遅延日数に基づいて、トランザクションに対する延滞手数料を計算します。
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期限超過トランザクションおよび支払遅延: 期限超過トランザクションおよび支払遅延の両方に対して延滞手数料を計算します。このオプションは、顧客に課す延滞手数料が最も高額になります。
たとえば、企業では毎月15日と30日に延滞手数料を計算するとします。ある顧客には、11月16日が期日の$100の期限超過請求書があります。
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11月30日に、「延滞手数料の作成」プログラムを実行します。このプログラムによって、この期限超過請求書に対する延滞手数料が計算されます。
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12月10日に、この顧客は請求書を支払います。
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12月15日に、「延滞手数料の作成」プログラムを再度実行します。このプログラムによって、支払期限が超過した10日分について、さらに延滞手数料が評価されます。
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