Receivablesのサブジェクト領域、フォルダおよび属性

サブジェクト領域、フォルダおよび属性を使用して、Receivablesのリアルタイム分析を作成します。

サブジェクト領域

分析を作成するには、最初にサブジェクト領域を選択してから、次に分析に含める情報の列を選択します。たとえば、トランザクション情報の分析を作成するには、最初に「売掛/未収金 - トランザクション・リアルタイム」サブジェクト領域を選択します。サブジェクト領域は、ビジネス・オブジェクトまたはファクトに基づきます。この例では、サブジェクト領域はトランザクション表の列に基づいています。

Receivablesには、次に示す14個の固有のサブジェクト領域が用意されています。

  • 売掛/未収金 - 修正リアルタイム

  • 売掛/未収金 - クレジット・メモ消込リアルタイム

  • 売掛/未収金 - クレジット・メモ要求リアルタイム

  • 売掛/未収金 - その他入金リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 支払予定リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 入金換算レート修正リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 入金詳細リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 収益修正リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 標準入金消込詳細リアルタイム

  • 売掛/未収金 - トランザクション・リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 受取手形リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 顧客リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 顧客税金プロファイル・リアルタイム

  • 売掛/未収金 - 顧客アカウント・サイト税金プロファイル・リアルタイム

フォルダ

各サブジェクト領域には、1つ以上のファクト・フォルダと多数のディメンション・フォルダが用意されています。ファクト・フォルダには、測定可能な属性(トランザクション明細金額などの数値)が含まれています。ファクト・フォルダは、通常、フォルダ・リストの一番下に表示され、サブジェクト領域名にちなんだ名前が付けられています。ディメンション・フォルダには、属性と階層列(顧客情報など)が含まれています。

「時間」などの一部のフォルダは複数のサブジェクト領域に表示されます。これらは共通フォルダまたは共通ディメンションと呼ばれます。

サブジェクト領域内の各フォルダは、それぞれ異なる詳細度レベルを持つ場合があります。次に例を示します。

  • 「請求先顧客」には、顧客属性が含まれています。

  • 「トランザクション明細詳細」には、サブフォルダがあり、サブフォルダ内に様々な明細金額の属性が含まれています。

属性

各ディメンション・フォルダには、顧客カテゴリや顧客コードなどの属性(列)が含まれています。

次の2つの図は、サブジェクト領域、フォルダおよび属性の構造を示しています。

この図は、「売掛金 - トランザクション・リアル・タイム」サブジェクト領域の階層を示しており、第1レベル・フォルダの1つが開いて、第2レベル・フォルダが2つ表示され、第2レベル・フォルダの1つが開いて、第3レベルが表示されています。
この図は、「売掛金 - トランザクション・リアル・タイム」サブジェクト領域の第2および第3レベルの一部の詳細を示しています。

これら2つの図は、次のコンポーネントを示しています。

  • サブジェクト領域: 売掛/未収金 - トランザクション・リアルタイム

  • ディメンション - 表示フォルダ: 「請求先顧客」→「請求先顧客分類」>

  • ディメンション - 属性: 「請求先顧客区分カテゴリ」および「請求先顧客区分コード」

  • ファクト - 表示フォルダ: 「明細金額」

  • ファクト - 測定: 繰延明細の値、「明細金額」、トランザクション明細の値