受取手形の名宛人引受の記録

名宛人引受が必要な受取手形を完了すると、手形に会計日が指定されず、ステータス「引受待ち」が割り当てられます。「署名済」オプションが使用可能になっている場合、受取手形には名宛人引受が必要です。

顧客名宛人が受取手形を引き受けた後は、「引受」処理を使用して引受を記録します。「引受」ウィンドウで、次の処理を行います。

  • 「日付」フィールドに、顧客名宛人が受取手形を引き受けた日付を入力します。この日付は、受取手形の発行日より後の日付である必要があります。

    入力した日付は、トランザクションが手形に消し込まれる日付になります。

  • 必要に応じて、「会計日」フィールドで、会計日を更新します。

    この会計日は、受取手形の会計日および手形に消し込まれたトランザクションの引受会計日の両方になります。Receivablesでは、消し込まれたトランザクションのオープン会計期間ルールに従って引受会計日が計算されます。

手形を引き受けた後は、次の処理が行われます。

  • Receivablesで手形の最初の会計が記録されます。

  • 消込により、関連するトランザクションで未払額が減額されます。

  • 顧客名宛人の未回収残高に受取手形が表示されます。

  • 手形のステータスが「送金待ち」に更新されます。