オーダー-入金トランザクションに対する税金ポイント処理の例

トランザクション税金の計上および税務当局へのレポートに適切な日付を識別するため、税金課税基準のイベントを指定します。

税金ポイント日付を決定するため、様々なレベルの税金をレポートするためのイベントを税金設定で定義できます。次のシナリオは、オーダー-入金トランザクションに対する、税金課税基準および税金ポイント日付を使用した税金計算を示しています。

シナリオのトランザクション日付は次のとおりです。

トランザクション	日付
販売オーダー	20yy年3月1日
商品出荷	20yy年3月8日
顧客請求	20yy年3月15日
請求会計	20yy年3月18日
支払受領	20yy年4月16日

シナリオ

このシナリオでは次を前提としています。

• 出荷日に、搬送ベースの税金を税務当局にレポートする必要があります。

• 請求書文書は、レポートおよび法令遵守を目的とした公文書と見なされます。

• 税金情報は請求書上で直接取得およびレポートされます。ただし、税金計算のベースになるのは出荷日です。

次の表は、売上請求書の税金ポイントの詳細を示しています。

税金課税基準	基準となるトランザクション	税金ポイント日付	対象項目
請求書	顧客請求	20yy年3月15日	請求書税金明細
搬送	商品出荷	20yy年3月8日	請求書税金明細
会計	請求会計	20yy年3月18日	一般会計の請求書配分
支払	支払受領	20yy年4月16日	一般会計の請求書支払配分

税金課税基準が「搬送」の場合、税金は、税金属性に基づき、Oracle Fusion Distributed Order Orchestrationを介して出荷時に請求書上で計算されます。出荷日は税金ポイント日付と見なされ、税債務は請求書会計の一環として計上されます。