会社固有の情報の取得方法
経費タイプ・レベルで提供される付加フレックスフィールドを有効にすることで、各経費の経費精算書に関する会社固有の情報を取得するようにOracle Fusion Expensesを構成できます。付加フレックスフィールドは、追加情報を取得する構成可能なフィールドです。
それぞれの経費タイプについて、最大15のフィールドの追加情報を取得できます。これは、経費タイプに基づくコンテキスト依存情報である場合もあれば、グローバル付加フレックスフィールドと呼ばれる、経費タイプを横断して収集される情報である場合もあります。
経費精算書での会社固有の追加情報の取得を有効にするには:
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付加フレックスフィールドを設定します。
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付加フレックスフィールドを有効にします。
付加フレックスフィールドの設定
アプリケーションで提供されている付加フレックスフィールドEXM_EXPENSESを設定します。「経費精算書付加フレックスフィールドの管理」ページで、経費タイプとそれぞれの経費タイプについて表示するフィールドを入力できます。
Expensesでコンテキスト依存の付加フレックスフィールドまたはグローバル付加フレックスフィールドを実装するには、次のことを行う必要があります:
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情報を取得する明細レベルの経費タイプと、それぞれの経費タイプについて追加するフィールドを識別します。これらのフィールドは、コンテキスト依存の付加フレックスフィールドです。
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経費タイプを横断して取得する共通情報を識別します。これらのフィールドは、グローバル付加フレックスフィールドです。
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コンテキスト依存の付加フレックスフィールドおよびグローバル付加フレックスフィールドをユーザーにレンダリングする方法を決定します。
付加フレックスフィールド定義で入力する経費タイプは、経費精算書テンプレートで定義した経費タイプと完全に一致している必要があります。そうでないと、付加フレックスフィールドは表示されません。
付加フレックスフィールドの有効化
付加フレックスフィールドで定義された追加情報を取得するには、経費精算書で付加フレックスフィールドを有効にする必要があります。「経費システム・オプションの管理」ページでシステム・オプション「付加フレックスフィールドの使用可能」を「はい」に設定できます。デフォルトでは、このオプションは「いいえ」に設定されています。
このオプションは「経費システム・オプションの管理」ページの実装レベルで設定できます。このページは、すべてのビジネス・ユニットに適用されます。また、「システム・オプションの作成: 特定のビジネス・ユニット」ダイアログ・ボックスで特定のビジネス・ユニットに対する例外を指定することもできます。