補助元帳会計基準を使用したパートナ勘定科目の導出

補助元帳会計基準を使用して、次の勘定科目を別の勘定科目で上書きできます:

  • 補助元帳会計、一般会計、合弁企業間接費トランザクションおよび手動合弁企業ソース・トランザクションから発生した配分のソース・トランザクションからの勘定科目です。
  • 合弁企業売掛/未収金請求書のパートナ拠出金明細からの勘定科目。

合弁企業配分から原価回収請求書を作成するプロセスでは、事前定義済フレックスフィールドを使用して、請求書にある追加の合弁企業情報を取得します。これらのフレックスフィールドを使用して、パートナ勘定科目を上書きするマッピング・セットを設定できます。勘定科目セグメントやコスト・センター・セグメントなど、勘定科目の任意のセグメントを上書きできます。マッピング・セットを作成した後、それを勘定科目ルールに割り当ててから、イベント「請求書」および仕訳明細「請求書収益」の仕訳ルール・セットに勘定科目ルールを追加します。続いて、その仕訳ルール・セットを会計処理基準に割り当てます。

この表は、パートナ勘定科目のセグメント値を導出するために、入力ソースとして使用できるフレックスフィールドについて説明しています。

フレックスフィールド 属性 説明
トランザクション明細フレックスフィールド属性1 合弁企業名 合弁企業の短縮名。
トランザクション明細フレックスフィールド属性2 プライマリ・セグメント値 勘定科目コード組合せ内のプライマリ・セグメント値。
トランザクション明細フレックスフィールド属性4 合弁企業配分タイプ

有効な値は次のとおりです:

E (費用)、A (資産)、H (間接費)、F (料金およびその他の手数料)またはP (パートナ拠出金)。
トランザクション明細フレックスフィールド属性5 合弁企業配分ID 原価配分の配分IDまたはパートナ拠出金明細のパートナ拠出金ID。
トランザクション明細フレックスフィールド属性6 勘定コード組合せID このフレックスフィールドは使用可能ですが、勘定科目の指定には使用しません。かわりに、請求書の配分タイプに応じて、「トランザクション配分GL勘定科目」フィールドに、ソース・トランザクション勘定科目またはパートナ拠出金勘定科目のいずれかを指定します。