自動相殺

複数のプライマリ貸借一致セグメント値を持つ費用または資産購入に対して請求書を入力する場合は、自動相殺を使用できます。自動相殺は、Oracle Fusion Payablesトランザクションの会計仕訳の貸借を一致させます。

自動相殺を使用しなかった場合、請求書トランザクションには単一の負債会計仕訳が作成され、支払トランザクションには単一の現金会計仕訳が作成されます。

「買掛管理と調達に共通のオプションの管理」ページで、相殺会計仕訳を作成する方法を選択できます。プライマリ貸借一致セグメントで相殺することも、勘定科目以外のすべてのセグメントで相殺することもできます。

請求書会計仕訳

次の請求書会計仕訳に対して金額が自動的に配賦されます。

  • 換算レート差益または差損

  • 負債

  • 購買オーダーと照合済の請求書に対する控除対象外税

  • 購買オーダーと照合済でない請求書の控除対象外税(税率に対して税金費用勘定が定義されていない場合)

  • 源泉徴収税(源泉徴収金額が請求書検証時に適用される場合)

支払会計仕訳

次の支払会計仕訳に対して金額が自動的に配賦されます。

  • 現金(プールされた銀行口座を使用する場合)

  • 資金決済(プールされた銀行口座を使用する場合および決済時に支払に計上する場合)

  • 割引

  • 実現損益

  • 支払手形

  • 源泉徴収税(支払時に金額が源泉徴収される場合)