トランザクション・タイプ、トランザクション・ソースおよび入金方法の翻訳表示
ローカル言語に翻訳されたトランザクション・タイプ、トランザクション・ソースおよび入金方法の名前は、重要なReceivablesのページおよびウィンドウで表示できます。
国によっては、これらのオブジェクトの名前をローカル言語で表示する必要があります。
次の3つの参照タイプを使用して、対応する各オブジェクトに対してローカル言語の翻訳で参照コードを作成します:
- トランザクション・タイプ: ORA_AR_TRANSLATED_TRX_TYPE参照タイプ
- トランザクション・ソース: ORA_AR_TRANSLATED_TRX_SOURCE参照タイプ
- 入金方法: ORA_AR_TRANSLATED_RCPT_METHOD参照タイプ
参照コードごとに次の値を使用します:
- 参照コード: オブジェクトの数値識別子。
- 参照データ・セット: 共通セットまたはカスタム・セット。
- 内容: ローカル言語でのオブジェクトの翻訳済名。
- 摘要: 翻訳済オブジェクトの摘要。
次のいずれかの参照タイプの翻訳済名がある参照コードを入力する前に、次の前提条件を満たしてください:
- 翻訳で表示するトランザクション・タイプ、トランザクション・ソースおよび入金方法の数値識別子を収集します。
- 対応する参照コードを入力する前に、翻訳済名のリストを作成します。
- 参照コードを入力する言語でログインします。
トランザクション・タイプおよびトランザクション・ソースの数値識別子を検索するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「トランザクション・タイプの管理」ページまたは「トランザクション・ソースの管理」ページにナビゲートします。
- 「検索」ボタンをクリックすると、すべてのトランザクション・タイプまたはトランザクション・ソースが表示されます。
- この列を表示するには、「表示」→「列」→「トランザクション・タイプ識別子」または「トランザクション・ソース識別子」を選択します。
- 翻訳するトランザクション・タイプおよびトランザクション・ソースの識別子をメモします。
入金方法の数値識別子を検索するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「入金区分と入金方法の管理」ページにナビゲートします。
- 「検索」ボタンをクリックして、すべての入金区分を表示します。
- 「入金区分および入金方法の編集」ページで、必要な最初の入金区分を開きます。
- 必要な最初の入金方法を選択します。
- この列を表示するには、「表示」→「列」→「入金方法識別子」を選択します。
- 入金方法識別子をメモします。
- 必要なすべての入金区分のすべての入金方法について、これらのステップを繰り返します。
必要なオブジェクトの翻訳を完了し、対応する識別子を収集したら、「売掛/未収金参照の管理」タスクを使用して、各参照タイプの下に参照コードを入力します。
この例では、トランザクション・タイプInvoice_1をフランス語で表示します。このトランザクション・タイプの翻訳済名は、Facture_1です。Invoice_1のトランザクション・タイプ識別子が001であることを確認します。
この翻訳済トランザクション・タイプの参照コードを作成するには:
- フランス語でログインします。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 設定タスク「売掛/未収金参照の管理」を検索します。
- 「売掛/未収金参照の管理」ページで、ORA_AR_TRANSLATED_TRX_TYPE参照タイプを検索します。
- 参照コードの新しい行を入力します。
- 「参照コード」フィールドに、001と入力します。
- 「参照データ・セット」フィールドに、共通セットと入力します。
- 選択しない場合は、「使用可能」オプションを有効にします。
- 「開始日」フィールドに、トランザクション・タイプのフランス語での表示を開始する日付を入力します。
- 「内容」フィールドにFacture_1と入力します。ノート: 「参照コード」フィールドに入力したテキストは検証されません。「内容」フィールドに入力したオブジェクトの翻訳済名が元の言語での名前と正確に一致することを確認する必要があります。
- 「摘要」フィールドに、Invoice_1のフランス語翻訳と入力します。
- 作業内容を保存します。
このトランザクション・タイプのフランス語翻訳は、Receivablesのページおよびウィンドウに表示されます。
新規および既存の両方のトランザクション・ソース、トランザクション・タイプおよび入金方法に翻訳済名の参照コードを必要な数だけ追加します。翻訳済表示が必要なすべてのオブジェクトに対して、定期的な更新の手順を作成できます。
参照コードは、システムでサポートされるすべての言語のORA_AR_TRANSLATED参照タイプの下に作成できます。各言語で個別にログインし、各参照コードの翻訳済名および摘要をその言語で更新する必要があります。