トランザクションに対して請求可能または資産計上可能ステータスを選択するときの考慮事項

請求可能ステータスおよび資産計上可能ステータスの属性がコスト収集フレックスフィールドで有効になっている場合は、トランザクションを作成するときに請求可能ステータスおよび資産計上可能ステータスのトランザクションを指定できます。

入力の時点で何も指定しなかった場合、アプリケーションは、最下位タスク、トランザクション管理設定および作業タイプ設定に指定されている請求可能および資産計上可能の詳細を考慮します。トランザクションをデフォルトで請求可能または資産計上可能にするために、プロジェクト・タイプ全体のオプションまたはトランザクション管理の設定オプションを指定できます。これらのオプションは、タスクを設定するときにも指定できます。

トランザクションの請求可能ステータス

アプリケーションは、トランザクションのプロジェクトのプロジェクト・タイプが請求に対して使用可能になっている場合、次のトランザクションの請求可能ステータスの指定を、リストされている順序で考慮します。

  1. ソース・アプリケーションでトランザクションの請求可能ステータスを指定しているかどうか。

  2. 作業タイプから請求可能インジケータを導出するオプションが有効になっているかどうか。この場合、トランザクションの請求可能インジケータは作業タイプによって決定されます。

  3. プロジェクトまたはタスクのトランザクション管理設定で、トランザクションが請求可能であることを示しているかどうか。

  4. タスクが請求可能であるかどうか。

  5. トランザクションの数量が0かどうか。その場合、トランザクションが請求可能かどうかは、プロファイル・オプション「数量0のコスト・トランザクションを請求不可に設定」の値によって決まります。

トランザクションのプロジェクトのプロジェクト・タイプが請求に対して使用可能になっていない場合、トランザクションは請求可能ではありません。

ノート:

トランザクションのプロジェクトのプロジェクト・タイプが請求に対して使用可能になっていない場合に、フレックスフィールドでトランザクションは請求可能であると指定すると、そのトランザクションは棄却されます。

トランザクションの資産計上可能ステータス

アプリケーションは、トランザクションのプロジェクトのプロジェクト・タイプが資産計上に対して使用可能になっている場合、次のトランザクションの資産計上可能ステータスの指定を、リストされている順序で考慮します。

  1. タスクが除・売却タスクでないかどうか。

  2. プロジェクトおよびタスクのトランザクション管理設定で、トランザクションが資産計上可能であることを示しているかどうか。

  3. タスクが資産計上可能であるかどうか。

トランザクションのプロジェクトのプロジェクト・タイプが資産計上に対して使用可能になっていない場合、トランザクションは資産計上可能ではありません。