会計期間およびプロジェクト会計期間のクローズの検証方法

プロジェクト会計期間および会計期間をクローズ待ち状態またはクローズ・ステータスに変更すると、期間クローズ・レポートが生成されます。期間内のトランザクションが検証され、警告およびエラーが追跡されます。

エラーを確認し、問題を修正し、その後会計期間およびプロジェクト会計期間のステータスをクローズまたはクローズ待ち状態ステータスに変更します。会計期間およびプロジェクト会計期間のクローズ後、トランザクション処理用に新しい期間をオープンできます。警告例外の場合、期間ステータスはクローズまたはクローズ待ち状態ステータスに設定されます。

期間クローズ検証の方法

会計期間またはプロジェクト会計期間をクローズまたはクローズ待ち状態に設定すると、期間クローズ・レポートが生成されます。このレポートには、正常に完了したトランザクション、警告が発生したトランザクションおよびエラーが発生したトランザクションの要約情報と詳細が記載されます。エラーが発生した場合、記載された修正処理を確認し、問題を修正して期間をクローズします。

次の表で、トランザクションの検証ルールと、各期間ステータスの検証結果を説明します。

検証ルール

プロジェクト会計期間のクローズ待ち状状態

プロジェクト会計期間のクローズ

会計期間のクローズ待ち状態

会計期間のクローズ

同じ期間に統合元Oracle Fusionアプリケーションに入力された計上済トランザクション(たとえば、サプライヤ請求書、受入、様々な在庫トランザクションなど)で、まだOracle Fusion Project Costingに転送およびインポートされていないもの。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

エラーが発生して検証に失敗

統合元Oracle Fusionアプリケーションに入力された未計上のトランザクション(たとえば、サプライヤ請求書、コスト計算済受入、様々な在庫トランザクションなど)で、まだOracle Fusion Project Costingに転送およびインポートされていないもの。

正味ゼロの受入は検証では無視されます。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

最終的に計上されていないか次のオープンまたは先日付入力可能期間にスイープされた新規および修正済トランザクションについて、プロジェクト財務管理アプリケーションで生成された会計イベント。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

エラーが発生して検証に失敗

未処理の棄却されたコスト修正。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

未処理の間接費集計待ちの項目。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

補助元帳会計に転送されていない相互賦課または収益または請求オフセット組替配分明細。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

エラーが発生して検証に失敗

レートベースまたは発生時または請求時の収益分類を持つ請求可能トランザクションで、請求したが収益が生成されていないもの。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

完了日を経過したが収益が生成されていない収益イベント。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

最終的に計上するか、次の期間にスイープする必要のある見越トランザクション。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

エラーが発生して検証に失敗

対応するOracle Fusion Payablesの会計期間がまだクローズされていない。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

次の期間にスイープされていない未計上のトランザクション。

警告付きで検証済

警告付きで検証済

警告付きで検証済

エラーが発生して検証に失敗