割当のない資産として識別されたプロジェクト資産明細を解決するにはどうすればよいですか。

プロジェクト資産設定で欠落している情報を特定する必要があります。

  • プロジェクト資産は正しく割り当てられていますか。
  • すべてのプロジェクト資産にプロジェクト資産タイプ「施工完了時」が付与されていますか。資産タイプが「見積」のプロジェクト資産は、プロジェクト・コストの受入先としては不適格です。
  • プロジェクトに資本イベントが定義されていますか。はいの場合、プロジェクト資産が適切な資本イベントに関連付けられていることを確認してください。また、目的のプロジェクト・コストもその資産イベントに関連付けられていることを確認してください。
  • プロジェクトが割り当てられているタスクは資産計上可能ですか。これは、「タスク」>「詳細」>「設定」セクションで確認できます。

次の6つの資産コスト配賦方法を使用する場合は、次の点を確認してください:

  • 実績ユニット: すべてのプロジェクト資産を実績ユニットを使用して定義する必要があります。
  • 現行コスト: Oracle Assetsにすでに資産計上されているプロジェクト・コストが存在している必要があります。これは共通コストを収集および配賦する場合の一般的な選択肢です。これらの資産に既存のCIPコストがない場合、配賦率を決定する基準がないため、プロジェクト資産明細のコストをプロジェクト資産に配賦することはできません。
  • 見積コスト: 適格プロジェクト資産に見積コストが定義されていますか。これは必須フィールドではないため、見逃されがちです。
  • なし: プロジェクト・コスト配賦に使用できる適格プロジェクト資産が複数あり、「方法」が「なし」である場合、資産明細はデフォルトで割当のない資産として戻されます。このユース・ケースにおいて多数の資産明細をインポートする必要がある場合は、「プロジェクト」>「資産」>「資産プロジェクトの管理」>「プロジェクトの選択」>「処理」>「資産明細の管理」ページを使用して、または「未割当資産明細のインポート」FBDIシートを使用して、これらの資産明細を適格なプロジェクト資産に手動で割り当てることができます。
  • 標準単位コスト: 「プロジェクト」>「資産」>「標準単位コストの管理」ページを使用して、資産台帳と資産カテゴリの組合せに対して標準単位コストが定義されていますか。
  • 均等に分割: この方法でエラーが発生するのは、前述のいずれかのエラーが発生した場合のみです。