未割当資産明細のインポート

「資産」作業領域で、資産明細割当ワークブック・テンプレートを使用していくつかのスケジュール済プロセスを実行して、未割当資産明細の資産名を更新します。このExcelテンプレートにより、新しく割り当てられた資産明細がプロジェクト割当インタフェース表にアップロードされます。

このスプレッドシートには次のワークシートが含まれています。

  • 指示およびCSV生成: データ・ファイルをアップロード用に準備するための表固有の特記事項、ガイドライン、サンプル・データおよび推奨事項が含まれます。

  • 資産明細割当: プロジェクト資産明細割当詳細(資産名、資産ID、転送ステータス・コードなど)をインポートできます。資産明細を転送済としてマークし、FA期間名を更新することもできます。この機能により、プロジェクト資産をFA資産に消し込む機能を失うことなく、必要に応じて資産明細を抽出およびグループ化できます。

未割当資産明細のインポートのExcelワークブック・テンプレートの詳細は、『Project Portfolio Managementのファイルベース・データ・インポート』ガイドを参照してください。

資産明細割当インタフェース・ワークブックでデータを準備した後、テンプレートのCSVファイルの生成ボタンをクリックしてZIPファイルとしてCSVファイルを作成します。

これで、「スケジュール済プロセス」ページを使用して、zip形式のデータを宛先インタフェース表にロードする必要があります。このタスクを実行するには、2つのプロセスを実行する必要があります。

  • インポートのためのインタフェース・ファイルのロード: インタフェース・ファイルをロードし、インポート用に準備します。

  • 未割当資産明細のインポート: 前のステップでロードしたインタフェース・ファイルから資産明細データをインポートします。

後続のタスクを実行するには、「ツール」→「スケジュール済プロセス」ページに移動する必要があります。

インポートのためのインタフェース・ファイルのロード

  1. 「スケジュール済プロセス」ページ、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  2. プロセスの「名前」「インポートのためのインタフェース・ファイルのロード」と入力し、「OK」をクリックします。

  3. 「プロセス詳細」で、「インポート・プロセス」「資産および割当のインポート・プロセス」と入力し、インポートする資産明細を含むzip形式に圧縮されたCSVファイルをアップロードまたは選択します。

  4. 「送信」をクリックします。これで、アプリケーションがCSVファイルから資産明細データをロードし、成功するまでインポートの進行状況を確認できます。

未割当資産明細のインポート

  1. 「スケジュール済プロセス」ページ、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  2. プロセスの「名前」に「未割当資産明細のインポート」と入力し、「OK」をクリックします。

  3. プロセスの詳細で、「明細番号: 自」および「明細番号: 至」を入力して、インポートする資産明細を指定します。

  4. 「送信」をクリックします。これで、アプリケーションがロードされたインポート・ファイルから資産明細データをロードし、成功するまでインポートの進行状況を確認できます。

出力レポート

未割当資産明細のインポート・プロセスが完了すると、「レポートの生成」プロセスが自動的に実行され、エラーが発生した場合は「未割当資産明細のインポート・レポート」が作成されます。このレポートには、失敗したトランザクションと、インポート・プロセスからの関連するエラーのサマリーが表示されます。一覧表示されたプロセス・エラー、警告および例外をレビューして、データにある問題を修正します。トランザクション・データを更新したら、CSVファイルの生成ボタンを再度クリックして、更新されたZIPファイルを作成します。更新されたデータをインタフェース表に再ロードして、プロジェクトのインポート・プロセスを再送信します。