会計期間およびプロジェクト会計期間を保守するオプション

会計期間は、期間および日付をプロジェクト・トランザクションに割り当てるために使用されます。会計期間は元帳によって保持され、総勘定元帳期間と同じカレンダを使用します。プロジェクト会計期間は、プロジェクト・プランニング、原価計算、請求、予算編成、予測および実績の報告に使用されます。

プロジェクト会計期間はビジネス・ユニットによって保持され、一般的には会計期間および総勘定元帳期間と同じカレンダを使用しません。

「プロジェクト会計ビジネス機能の構成」タスクを使用して、同一の会計期間およびプロジェクト会計期間を保持するか、会計期間と異なる頻度を持つプロジェクト会計期間を定義するかを指定します。

同一の会計期間およびプロジェクト会計期間の保持

同一の会計期間およびプロジェクト会計期間を保持すると、カレンダ期間はプロジェクト財務管理アプリケーションにコピーされず、期間情報は1つの物理的場所で保持されます。Oracle General Ledgerを使用して会計期間ステータスを保持し、会計期間のオープンおよびクローズのプロセスを実行します。

会計期間と異なるプロジェクト会計期間の定義

会計期間で可能な頻度よりも頻繁にプロジェクト情報を報告する必要がある場合は、会計期間とは異なるプロジェクト会計期間を定義できます。プロジェクト財務管理アプリケーションを使用して、プロジェクト会計期間のステータスを保守し、プロジェクト会計期間のオープンおよびクローズのプロセスを実行します。

次のイメージの例を使用して説明します。

この図は、週次プロジェクト会計期間と月次会計期間を定義できることを示しています。

会計期間を定義する表を次に示します。各月は、特定の番号が付いた期間です。たとえば、1月は期間番号1の期間で、12月は期間番号12です。この採番パターンは毎年繰り返されます。

会計期間

期間番号

Oct-11

10

Sep-11

9

Aug-11

8

Jul-11

7

Jun-11

6

May-11

5

Apr-11

4

Mar-11

3

Feb-11

2

Jan-11

1

Dec-10

12

Nov-10

11

Oct-10

10

プロジェクト会計期間を定義する表を次に示します。各週は、特定の番号が付いた期間です。たとえば、Jan-W1は期間番号1の期間で、Aug-W4はカレンダの第34週であるため期間番号34です。この採番パターンは毎年繰り返されます。このプロジェクト会計期間を使用して、プロジェクト情報を週次ベースでレポートできます。

プロジェクト会計期間

期間番号

Oct-W4-11

42

Oct-W3-11

41

Oct-W2-11

40

Oct-W1-11

39

Sept-W4-11

38

Sept-W3-11

37

Sept-W2-11

36

Sept-W1-11

35

Aug-W4-11

34

Aug-W3-11

33

Augt-W2-11

32

Aug-W1-11

31