間接費の再計算
間接費計算に使用可能なプロジェクトに対して特定の処理を実行する場合、既存の間接費を再計算する必要があります。
たとえば、組織の間接費スケジュール・バージョンに対する乗数を変更するとします。その組織に関連付けられている既存のトランザクションをすべて再計算する必要があります。
間接費再計算が必要な条件は、次のとおりです。
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以前に作成した間接費スケジュールを更新した場合。
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実績間接費スケジュール・バージョンを作成して、暫定間接費スケジュール・バージョンを置き換えた場合。
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既存のバージョンを使用して間接費が計算されるトランザクションが新しいバージョン日付の範囲内にならないように、バージョン日付を変更した場合。
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トランザクションに対する以前の未処理調整がある場合。
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プロセス中にエラーが発生した場合。
間接費スケジュール・バージョンのコストを再計算します。
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「コスト」作業領域で、「間接費スケジュールの管理」タスクをクリックします。
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「間接費スケジュールの管理」ページで、間接費スケジュールを選択します。
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「間接費の再計算」ボタンをクリックします。「間接費の再計算」プロセスにより「コストのインポート」プロセスが開始され、適格なトランザクションの支出項目およびコスト配分明細が作成されます。個別明細間接費計算の場合は、間接費を再計算した後に、「間接費の生成」プロセスも実行する必要があります。
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「間接費の再計算」出力レポートおよび「コストのインポート」出力レポートをレビューします。再計算から除外されたトランザクションがある場合は、条件を修正して再計算し直します。