手動および定期資産イベントの作成の違いは何ですか。
資産イベントは、Oracle Fusion Assetsへの資産プロジェクトの資産およびコストの転送を管理するために作成されます。資産計上および除・売却コスト処理用の資産明細を生成する前に、資産イベントを使用してプロジェクトで資産およびコストをグループ化します。
定期資産イベント処理では、資産および原価はそれぞれ資産の事業供用日および支出項目日に基づいて、アプリケーションにより自動的にグループ化されます。
手動資産イベント処理では、ユーザーがコストおよび資産を選択し、グループを作成する必要があります。
次の表は、定期資産イベントと手動資産イベントの違いを示しています。
定期資産イベント |
手動資産イベント |
---|---|
コストおよび資産は、プロジェクト期間を通じて定期的にグループ化されます。 |
通常は、プロジェクト期間内の必要なときにコストおよび資産をグループ化します。 |
繰返し作業のコストを取得する包括プロジェクトに適しています。 |
各フェーズの完了後に資産が事業供用される段階的プロジェクトに適しています。 |
定期または手動資産イベント方法のいずれも必要ない場合は、資産イベント処理方法を「なし」として定義できます。この場合、資産はプロジェクトの完了時にのみ事業供用されます。プロジェクトに対して定義されたグループ化レベルはプロジェクトの存続期間中有効です。
定期および手動資産イベント処理いずれの場合も、プロジェクトに関連付けられている資産コスト配賦方法に基づいて、グループ化されたコストが自動的に資産に配賦されます。これは資産イベント・レベルで上書きできます。