請求書と収益レートの決定方法

収益プランの収益方法分類が請求時、発生時、またはレートベースの場合、Oracle Fusion Cloud Project Billingでは請求レート、間接費計算および振替価格スケジュールを使用して潜在的収益を計算するための標準請求レート、乗数、値入れおよび基準を導出します。

同様に、請求プランの請求方法分類がレートベースの場合、請求レートによって請求額が導出されます。

レートおよび上書きに影響する設定

請求および収益額の計算に使用する特定のスケジュールは、請求プランまたは収益プランのいずれかに保存されています。次の表に示すように、請求方法および収益方法に指定されているスケジュール・タイプに基づいています。

スケジュール・タイプ	レート・ソース
労務スケジュール、請求レート	標準従業員請求レート・スケジュール標準ジョブ請求レート・スケジュール
非労務スケジュール、請求レート	標準非労務請求レート・スケジュール
労務スケジュール、間接費	標準労務間接費スケジュール
非労務スケジュール、間接費	標準非労務間接費スケジュール
労務および非労務スケジュール、間接費	標準間接費スケジュール
労務スケジュール、振替価格	標準労務振替価格スケジュール
非労務スケジュール・タイプ、振替価格	標準非労務振替価格スケジュール

ヒント:

労務または非労務スケジュール・タイプが請求レートの場合、労務または非労務請求レート上書きを請求プランまたは収益プランに入力できます。

Oracle Fusion Project Billingでは、次の順序を使用して支出項目から導出される請求トランザクションの労務請求レートを決定します。

Oracle Fusion Project Billingでは、次の順序を使用して支出項目から導出される請求トランザクションの非労務請求レートを決定します。