拡張コントロール結果の概要

インシデントとは、拡張コントロールによって定義されたリスクを超えた、トランザクションまたはアクセス権の付与のレコードです。インシデントを生成するコントロールによって結果調査員として識別されたり、インシデント・オーナーによって割り当てられるため、インシデントは自分に割り当てられる場合があります。

インシデントの実際の解決は、Oracle Fusion Cloud Advanced Controlsの外部で行われます。たとえば、Financialsアプリケーションを使用して、トランザクション・コントロールによって疑わしいと示された購買オーダーを取り消すことができます。または、アクセス・コントロールで職務分離のコンフリクトが発見された場合、ユーザーへのロールの割当を変更できます。Oracle Advanced Controlsでは、次のことができます。

  • 自分に割り当てられたインシデントの詳細をレビューします。

  • オーナーまたは編集者として承認されているインシデントのステータスを設定します。ステータスは、インシデントに対して何かを実行する必要があるか、または実行されたかどうかを反映します。

  • オーナーとして承認されているインシデントを再割当します。

開始するには、ホーム・ページで「リスク管理」を選択します。オプションの中から「結果」を選択します。次に、3つのタブのいずれかを選択します。「ワークリスト」には、自分の結果関連のワークリスト割当が表示されます。「コントロール別結果要約」では、自分に割り当てられたインシデントを生成したコントロールがリストされたページが開きます。「シミュレーション」では、シミュレーションを管理するページに移動し、アクセス・コントロールの違反を解決するために実行するステップの影響をプレビューします。