アクセス・モデルの実行と結果の表示
「モデル」ページから、またはモデルを作成または編集するいずれかのページから、モデルを実行したり、最新の実行の結果を表示できます。
アクセス・モデルは、モデルから返される結果レコード数の制限に従っています。デフォルトの制限は5,000ですが、管理者は「拡張コントロール構成」ページでこの値を減らすことができます。これは、「設定および管理」作業領域にあります。
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モデル実行で、制限をわずかに超えるレコードが返されることがあります。これは、アクセス・コンフリクトがあるユーザーのレコードがレコード・セットに挿入された場合には、そのユーザーに関連するすべてのレコードが含まれる必要があるためです。制限に達しても、すでに戻りセットに含まれているすべてのユーザーに関するレコードが完了するまでは、分析が続行される場合があります。ただし、まだ戻りセットに含まれていないユーザーに関するレコードは追加されません。
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個々のグローバル・ユーザーIDが複数の実際のユーザーに関連付けられるようにグローバル・ユーザーが構成されている場合、モデル実行が制限を下回ることがあります。
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「モデルの作成」ページまたは「モデルの編集」ページには、「レコード制限を上書きし、アクセス・モデル分析用にすべての結果を返します」というチェック・ボックスがあります。これは、管理者が「拡張コントロール構成」ページで適切に選択した場合にのみアクティブになります。これがアクティブになっている場合、モデル実行ですべての可能な結果を返すことができます。このチェック・ボックスを選択し、モデルを実行前に保存してください。このチェック・ボックスがアクティブになっていない場合は、レコード制限をバイパスできません。
モデルを実行するには、モデルを作成または編集するページで「実行」ボタンをクリックするか、「モデル」ページでその行を選択して「処理」>「実行」をクリックします。どちらの場合も、次のようになります。
- ジョブ番号が表示されます: それをノートにとります。モデル分析ジョブのステータスを確認するには、「ジョブのモニター」ボタンを選択します。メモしたジョブ番号の行で、ジョブ・ステータスがいつ「完了済」になるかを判断します。
- モデルが以前に実行されている場合、新しい実行によって既存の結果が上書きされます(それを保存するか表示するかを尋ねるプロンプトは表示されません)。
モデル結果を表示するには、ページの「既存の結果の表示」ボタンをクリックして、モデルを作成または編集します。または、「モデル」ページでは、実行されたモデルの「結果数」列にモデル違反の数が表示されます。その数をクリックします。
結果をレビューするページ内で、任意の数のレコードを選択でき、「Excelにエクスポート」ボタンをクリックしてレコードをExcelファイルにエクスポートできます。(「エクスポート・ジョブの管理」を参照。)
アクセス・モデルを編集すると、モデルに対してすでに返された結果はすべて削除されます。新しい結果を生成するには、モデルを再実行する必要があります。