ガイド付きプロセスを使用した非ホスト・ターゲットとしてのAutonomous Databaseの検出
Autonomous Databaseは、Oracle Enterprise Managerで非ホストのターゲットとして扱われ、ガイド付きプロセスを使用して検出できます。
ガイド付きプロセスを使用すると、複数のAutonomous Databaseを同時に検出し、高度な検索機能を使用してAutonomous Databaseをフィルタおよび検索し、Oracle Enterprise ManagerコンソールでOracle Cloud Infrastructureリージョンおよびコンパートメント内を移動できます。
Autonomous Databaseを検出するためのガイド付きプロセスを開始する前に、次のことを行う必要があります:
- Oracle Cloud Infrastructureアカウントのグローバル名前付き資格証明を定義します。グローバル名前付き資格証明の定義時に、Oracle Cloud Infrastructureとの接続の確立に成功したかどうかをテストすることをお薦めします。詳細は、次を参照してください。
- Oracle Enterprise Manager管理者ガイドのEnterprise ManagerでのOCI用のグローバル名前付き資格証明の定義
- 『Oracle Enterprise Managerセキュリティ・ガイド』のOCI資格証明のテスト
$INSTANCE_HOME/sysman
のコンテンツを変更する権限があることを確認します。Autonomous Databaseを検出するためのガイド付きプロセスの一環として、Autonomous Databaseのデータにアクセスするための資格証明を含むOCIクライアント資格証明(ウォレット)の.zip
ファイルがダウンロードされ、$INSTANCE_HOME/sysman/tmp/
に保存されます。
ガイド付きプロセスを使用して非ホストのターゲットとしてAutonomous Databaseを検出するには:
Oracle Enterprise ManagerでAutonomous Databaseを検出した後、ナビゲーション・メニューを開き、「ターゲット」メニューから「データベース」オプションを選択して、検出が成功したかどうかを確認できます。検出したAutonomous Databaseは、「データベース」ページにリストされます。