ファイルおよびディレクトリのモニタリング基準の構成

Enterprise Managerでは、様々なフレーバーのUNIXオペレーティング・システムを実行しているホスト上で、オペレータが指定した基準でファイルおよびディレクトリをモニターします。オペレータは、目的のファイルおよびディレクトリをモニタリングするための基準を構成する必要があります。

オペレータはモニタリング設定ページを使用し、ファイルおよびディレクトリのモニタリング基準を指定する必要があります。

ファイルおよびディレクトリのモニタリング基準を構成するには、次の手順を実行します。

  1. メトリックと収集設定ページで、「表示」メニューの「すべてのメトリック」を選択します。ファイルおよびディレクトリ・モニタリング・メトリックを特定します。次のメトリックがあります。
    • ファイルまたはディレクトリの属性が見つかりません

    • ファイルまたはディレクトリの権限

    • ファイルまたはディレクトリのサイズ(MB)

    • ファイルまたはディレクトリ・サイズの変更率(KB/分)

  2. 各メトリックを確認したら、どのメトリックを変更する必要があるかを判断します。鉛筆アイコンをクリックして、対応する詳細設定の編集ページにナビゲートします。
  3. このページで「追加」をクリックして、新しいモニタリング用の基準を指定できます。基準の構成の詳細は、「モニター対象オブジェクトの指定に関するノート」を参照してください。
  4. 「モニター対象オブジェクト」表で行を選択し、「編集」または「削除」をクリックして既存の基準を編集または削除できます。

モニター対象オブジェクトの指定に関するノート

「ファイル」または「ディレクトリ名」でモニター対象の基準を指定します。「モニター対象オブジェクト」表の各行で、モニター対象の一意の基準を指定します。

「ファイル」または「ディレクトリ名」は、ホスト・オペレーティング・システムからモニターするファイルまたはディレクトリの名前です。指定した値は、目的のファイルまたはディレクトリへの絶対パスに対応している必要があります。

正確な名前またはSQLワイルドカード(%および_)のいずれかを使用して、ファイルまたはディレクトリ名を指定できます。SQLワイルドカードは0文字以上の文字に一致します。SQLワイルドカード_は1つの文字に一致します。