Oracle Data Guardのパッチ適用ワークフロー

プライマリおよびスタンバイのデータベースが同じクラスタから実行されている場合、次のステップに従います。
  1. 必要なパッチを検索して、クラスタ・ターゲットを選択してパッチ計画を作成します。
  2. 必要なデプロイメント・オプションを指定します。
  3. 計画を分析およびデプロイします。
プライマリおよびスタンバイのデータベースが異なるクラスタから実行されている場合、次のステップに従います。
  1. 必要なパッチを検索して、スタンバイ・データベースを含むクラスタ・ターゲットを選択してパッチ計画を作成します。
  2. 必要なデプロイメント・オプションを指定します。
  3. 計画を分析およびデプロイします。
  4. (オプション)スタンバイ・データベースが新規のプライマリ・データベースになるように、データベース・スイッチオーバーを実行します(この逆の場合も同様です)。データベースの停止時間を短縮できるスイッチオーバーの実行
    データベース・スイッチオーバーを実行する方法の詳細は、Oracle Data Guard BrokerBroker環境でのスイッチオーバーとフェイルオーバーの概要を参照してください。
  5. 必要なパッチを検索して、プライマリ・データベース(またはスイッチオーバーを実行した場合は新規のスタンバイ・データベース)を含むクラスタ・ターゲットを選択して別のパッチ計画を作成します。
  6. 必要なデプロイメント・オプションを指定します。
  7. 計画を分析およびデプロイします。

ノート:

  • 最初にスタンバイ・データベースにパッチを適用してから、プライマリ・データベースにパッチを適用することをお薦めします。
  • 複数のスタンバイ・データベースで構成された環境の場合、最初にすべてのスタンバイ・データベースにパッチを適用してから、プライマリ・データベースにパッチを適用します。スイッチオーバーを実行する場合は、最初に1つのスタンバイ・データベースにパッチを適用してからスイッチオーバーを実行し、次に残りのスタンバイ・データベースと新規のスタンバイ・データベースにパッチを適用します。