ターゲットへの監視テンプレートの適用

前述のように、モニタリング・テンプレートは同じターゲット・タイプの1つ以上のターゲット、またはグループなどのコンポジット・ターゲットに適用できます。コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは該当するタイプのすべてのメンバー・ターゲットに適用されます。テンプレートを手動またはEM CLI経由で適用した場合、テンプレートが適用されると、テンプレートを後で変更してもターゲットへの自動的な伝播は行われないため、影響するすべてのターゲットにテンプレートを再適用する必要があります。

管理グループとテンプレート・コレクション: モニタリング・テンプレートの自動的な適用

新しいターゲットがEnterprise Manager環境に追加されるたびに、モニタリング・テンプレートは自動的に適用されます。自動化は管理グループおよびテンプレート・コレクションを介して実行されます。管理グループは、グループへの結合時にターゲットに対するモニタリング設定の適用を完全に自動化するために使用される特別なタイプのグループです。ターゲットが管理グループに追加されるときに、Enterprise Managerにより、モニタリング・テンプレート、コンプライアンス標準およびEnterprise Managerポリシーからなる関連テンプレート・コレクションからのモニタリング設定が適用されます。後でモニタリング・テンプレートが変更されると、Enterprise Managerは同期スケジュールに基づき、その変更を関連するターゲットに自動的に適用します。詳細は、「管理グループの使用」を参照してください。