10 管理グループの使用
管理グループは、設定またはコンプライアンス標準のモニタリングなどの管理設定アプリケーションの自動化により、Enterprise Managerで管理するターゲットの設定プロセスを非常にシンプルにします。通常、この設定は、個々のターゲットに手動で、またはカスタム・スクリプトを使用して半自動で適用します。しかし、管理グループを定義することにより、Enterprise Managerで特定のターゲット・プロパティを使用してターゲットが適切な管理グループに振り分けられ、必要とされるモニタリングおよび管理設定が自動的に適用されます。モニタリング設定に対する変更は、管理グループ内の適切なターゲットに自動的に適用されます。このレベルの自動化により、ターゲットの設定プロセスがシンプルになり、新規ターゲットがEnterprise Managerの管理下に追加されたときのデータセンターの拡張も簡単になります。
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