ターゲットとの監視テンプレートの比較
適用先ターゲットにモニタリング・テンプレートを適用した際の影響は、必ずしも明らかではありません。Enterprise Managerのモニタリング・テンプレート比較機能を使用すると、テンプレートの適用方法および適用時期の決定を簡略化できます。これにより、テンプレートに定義されているメトリックやコレクション設定が、適用先ターゲットの定義とどのように異なるかが一目でわかります。以前適用したモニタリング設定に、まだターゲットが準拠しているかどうかを容易に判断できます。このテンプレート比較機能は、グループやシステムなどの集約ターゲットとともに使用すると特に便利です。たとえば、グループ・メンバーのメトリックやコレクション設定をテンプレートのものと簡単に比較し、テンプレートを適切に適用できます。
モニタリング・テンプレートとターゲットの比較を実行します。
- 「エンタープライズ」メニューから、「モニタリング」、「モニタリング・テンプレート」の順に選択します。
- 表から目的のテンプレートを選択します。
- 「設定の比較」をクリックします。モニタリング・テンプレートの比較ページが表示されます。
- 「追加」をクリックし、1つ以上の宛先ターゲットを追加します。「検索と選択」ダイアログが表示されます。
- 1つ以上の宛先ターゲットを選択して「選択」をクリックします。選択したターゲットが宛先ターゲットのリストに追加されます。
- 新しく追加された宛先ターゲットを選択して「続行」をクリックします。テンプレートの設定の比較ジョブが正常に発行されたことを示す確認メッセージが表示されます。
- 「OK」をクリックして、ジョブ結果を表示します。ノート: ジョブ実行の複雑度により、ジョブの完了に時間がかかる場合があります。