ジョブ・システム・データ・ウェアハウス

ジョブ・システム・データ・ウェアハウスでは、履歴ジョブ実行サマリー・データを保持できます。このデータは、MGMT$JOB_FINISHED_EXECSというビューに格納されます。MGMT$JOB_FINISHED_EXECSビューに表示されるデータの詳細は、MGMT$JOB_FINISHED_EXECSを参照してください。

ジョブ・システム・データ・ウェアハウス・オプションが使用可能であり、Oracle Enterprise Manager 13cリリース5リリース更新15以降、デフォルトで有効になっています。

構成

ジョブ・システム・データ・ウェアハウス機能は、デフォルトの90日間の保存ポリシーによりデフォルトで有効になっています。

有効化

ジョブ・システム・データ・ウェアハウスを有効にするには、次を実行します。

begin
    EM_JOB_RECOVERY.enable_finished_exec_warehouse();
end;

無効化

ジョブ・システム・データ・ウェアハウスを無効にするには、次を実行します。

begin
    EM_JOB_RECOVERY.enable_finished_exec_warehouse(p_enable => FALSE);
end;

保存ポリシー

ジョブ・システム・データ・ウェアハウス・データのパージ時間は、デフォルトで90日に設定されますが、次のコマンドを使用して制御できます。

begin    
EM_JOB_RECOVERY.enable_finished_exec_warehouse(p_retention_days => 30);
end;