グループの管理

ターゲットをグループにまとめることで、Enterprise Managerはこれらのターゲットを1つのグループとして効率的に管理するための管理機能を提供します。グループ機能を使用して、次のことができます。

  • グループ内のターゲットのサマリー・ステータスを表示します。

  • 個別ではなくグループ全体についてインシデントをモニター。

  • グループの全体的なパフォーマンスをモニターできます。

  • グループ全体のジョブのスケジューリング、メンテナンス期間のグループのブラックアウトなどの管理タスクを実行できます。

また、コンソールをグループ管理のページに直接アクセスするようにカスタマイズできます。

Enterprise Managerの「ターゲット」メニューから「グループ」を選択すると、グループ・ページが表示されます。現在使用可能なグループを確認して、次のタスクを実行できます。

  • 定義されているすべてのグループのリストを表示します。

  • 既存のグループを検索します。また、後で使用するために検索基準を保存します。

  • グループのメンバーのメンバー・ステータス・サマリーおよびインシデントのロールアップを表示します。

  • グループ、動的グループまたは管理グループ階層の作成、選択したグループの構成の編集、グループの削除を行い、管理グループの場合、テンプレート・コレクションの関連付けまたは関連付け解除を行います。

  • グループまたは権限伝播グループの追加、グループの削除、現在定義されているグループの構成の変更を行います。

  • 特定のグループからドリルダウンして、そのメンバー・ターゲットを集合的にモニターおよび管理します。

  • 特定のグループのホームページのカスタマイズ

冗長システムおよび特に可用性が高いグループは、このグループ・ページからはアクセスできません。これらのグループはすべてのターゲット・ページからアクセスできます。または、冗長システムおよびその他のシステムはシステム・ページからアクセスできます。