メトリック拡張: モニタリングのカスタマイズ
メトリック拡張を使用すると、Enterprise Managerのモニタリング機能を拡張して使用IT環境に固有の条件を網羅でき、モニター環境の完全な包括的なビューが提供されます。
メトリック拡張では、Oracleが提供するメトリックにより使用されるデータ収集メカニズムと同じフルセットを利用する、あらゆるターゲット・タイプに新しいメトリックを定義できます。たとえば、次のターゲット・タイプにメトリックを作成できます。
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ホスト
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データベース
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IBM Websphere
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Oracle Exadataデータベースおよびストレージ・サーバー
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Oracle Business Intelligenceコンポーネント
これらの新しいメトリックが定義されると、その他のEnterprise Managerメトリックのように使用できます。メトリック拡張の詳細は、「メトリック拡張の使用」を参照してください。
ユーザー定義メトリック(12cより前)
Enterprise Manager 12cサイトを以前のバージョンのEnterprise Managerからアップグレードした場合、以前のバージョンで定義したすべてのユーザー定義メトリックもEnterprise Manager 12cに移行されます。これらのユーザー定義メトリックは引き続き動作しますが、将来のリリースではサポートされなくなります。既存のユーザー定義メトリックがある場合、できるだけ早くメトリック拡張に移行して、管理環境内でモニタリングの中断が起こらないようにすることをお薦めします。移行プロセスの詳細は、「メトリック拡張の使用」の「メトリック拡張へのユーザー定義メトリックの変換」を参照してください。