OSコマンド・アダプタ - 複数値

指定されたOSコマンドを実行し、各コマンド出力行を別の値として返します。メトリックの結果は、複数の行と1つの列で構成される表です。

たとえば、コマンド出力が次のようだとします。

em_result=out_x
em_result=out_y

この場合、3つの列にそれぞれ値1、2、3が移入されます。

基本プロパティ

  • コマンド - 実行するコマンド。たとえば、%perlBin%/perlなどです。

  • スクリプト - コマンドに渡すスクリプト。たとえば、%scriptsDir%/myscript.plなどです。カスタム・ファイルをエージェントにアップロードでき、%scriptsDir%ディレクトリでアクセスできます。

  • 引数 - コマンドに付加する追加の引数。

  • Starts With - メトリックの結果行の開始文字列。

    例: コマンド出力が次のような場合:

    em_result=4354
    update
    test
    

    設定Starts With = em_resultは、em_resultで開始する行のみ解析されることを指定します。

拡張プロパティ

  • 入力プロパティ - 追加プロパティは、標準入力ストリームを介してコマンドに渡すことができます。たとえば、Name=targetName, Value=%NAME%のような入力プロパティを追加できます。コマンドは、標準入力ストリームを介してこれを"STDINtargetName=<target name>"と読み取ることができます。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。

  • 環境変数 - 拡張プロパティは、コマンドで環境変数を介して使用できます。たとえば、Name=targetType, Value="%TYPE%"のような環境変数を追加できます。コマンドは、環境変数ENVtargetTypeを使用してターゲット・タイプにアクセスできます。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。

    ノート:

    Value="%TYPE%"は、特定のターゲット・タイプ(たとえば: host、wls)には適用できません。このようなターゲット・タイプには、かわりにValue=TYPEを使用します。

資格証明

  • ホスト資格証明 - OSコマンドの起動に使用される資格証明。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。

  • 資格証明の入力 - OSコマンドの標準入力ストリームに渡される追加の資格証明。「OSコマンド・アダプタ - 単一列」の使用例を参照してください。